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人間関係は膨張と収縮を繰り返す。
膨張と収縮を繰り返すのかもしれない。
・・・なんのことかというと、人間関係の話です。
現在の僕は、間違いなく膨張のステージです。人と人との関わり合いを意識的に増やしています。
一方で、スパン! と断ち切ったときもありました。いま、独立して仕事をしているのですが会社員時代から付き合いがある人はほとんどいません。
東京から地元・香川へ。断ち切るために住む場所を変えた。しかし、その香川では家族や親しい友人を除いて人付き合いを収縮させてしまっていたので、再膨張の兆しをつかむのがとても困難でした。
いまはなんとか、膨張の上昇気流に乗ることができていると思います。
先日、意識的に収縮させようとしている人と話をしました。
顔を合わせなければいけない同業界の集まり。かつての上司・先輩との関わり合い。
見栄や建前に生きる人間たちとの関係に、ほとほと疲れてしまったそうです。付き合いで飲み会に行けば、開業して間もない自分に対し「で、年商いくらくらいになりそう?」とマウントを取られることも。
新しい試みをしようとすれば、白い目で見られる。
「やれるなら、やらないよりやったほうがいいと思うんですけどね」
と聞いて、僕も心の芯から共感しました。いまある状態を手放しで維持し続けられるほど、世の中は甘くない。むしろ、1〜2年でドラスティックに変わるほど変化のスピードは速いです。
変化に飲まれまい、と。惰性で続く関係を断ち切り、危機感に対しアンテナを立て、雇用しているスタッフやお客様だけにしっかりとフォーカスされています。
僕が偉そうにいえることではありませんが、きっとどこかで膨張のステージに切り替わるのだと思います。素晴らしいスタッフやお客様に恵まれて。
僕は雇用などしたことがないので、本当に感心するばかりです。それも「雇用する」と決めて雇用できる状態にしたのだから、ただただ頭が下がる。膨張の兆しを、確かにつかみにいっている。
いつかまた、僕も膨張の限界に達し、収縮へ向かうのかもしれません。そしてどこかでまた膨張へ向かう。その繰り返し。
心臓の動きのようですね。新鮮な血液を絶え間なく送るには、膨張と収縮は必要不可欠なのでしょうか。
1ついえるのは人間関係を真剣に考えているからこそ、膨張と収縮を繰り返すということです。僕個人の所感ですが、たとえばネットでつながっているだけ…という“ゆるい”関係性だけでは、膨張収縮もせず古びてバラバラになっていくように感じます。
誰とどのように付き合うか、というのは本来 “ゆるい”ものではないのです。自分にとっても相手にとってもどのような意味を持つか、考えて付き合っていきたいですね。
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