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片原町商店街で最強の自分と出会う

―ここ最近で一番の気づき。相手の良いところを見つけようとするとき、同時に自分の良いところを知るということ。「ありのまま」とは、人を通して発見するものです。狭い世界にとどまらず、どんどんコミュニケーションの機会を増やしていくことが大切ですね。

ヒントはあったんです。

人から付き添いを頼まれて、高松は片原町商店街の居酒屋さんへ、SNS活用のご相談をいただいて伺いました。付き添いの依頼者は、経営関係のコンサルティングをされている方。

「『記者目線』で、このお店のSNS発信に何が足りないか? どういうことを発信していけばいいと思うか? 聞かせて欲しい」と。

現地でそんな言葉を聞いて、気負いのようなものがなくなりました。SNSの活用は時たまご相談をいただく内容ですが、なるほど。『記者目線』か。

居酒屋のオーナーさんと、SNSのアカウントを見ながらあれこれお話したり客観的な意見をお伝えしたりしたのですが、

「自分が『記者』なら、こういう見せ方をすると読者受けするだろうから、こうします。こういう雑誌やTV番組でやっているような写真の撮り方を真似してみるといいですよ」

といったことが、どんどん口から出て来まして。相手の良いところを見つけてどう演出すればいいかを考えるうちに、「こういう目線で伝えていけばいいのか」ということが肌感覚でわかりました。

いつもは、どちらかというと「SNSの使い方としてこうやり方があって〜こういう点が競合に比べて弱いので〜まずここを強化していきましょう〜」みたいな、ありふれた話になってしまいがちです。

もちろんこれはこれでとても大事なこと。ですが、何者にも変えられない自分の強みを役立てるために、「ありのまま」ももっともっと出していいんだな、と。

ちょっと更新ペースが遅いですが僕は自分で地域メディアもやっているし、長くタウン誌の記者もしていたし、いまも観光関係の仕事に関わっています。SNS発信の定番を押さえつつ、自分が『記者として』そのお店を演出する目線で、アドバイスをしてあげればいいのか。

お話をしているうちにも、どんどん感覚がつかめてきます。普段使わない引き出しからも、どんどんアイデアがあふれてきました。相手の良いところを見つけようとするとき、同時に自分の良いところが分かってくるような感覚。

自分ではほんっっとーに自分のことが見えないものです。まして、いつもの狭い世界にとどまっているだけでは、絶対に自分の良さや価値なんて見えてこない。

(肩書きを少し変えようかな)

最近は時間があれば外に出るようにしているんですが、今回、改めてコミュニケーションの機会を増やしていく大切さを知りました。

逆説的ですが、「ありのまま」とは他人を通して発見するものです。まだまだ自分では掘り起こせていないような「最強の一面」が、顔を出してくるかもしれませんね。


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そんなわけで香川県の方、SNS活用でご相談があればどうぞ。初回無料です


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