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Journey of Regeneration〜生命体としての組織経営〜

こんにちは。Co-leadersのSHIHOです。

先日水曜に開催されたJourney of Regenerationはいよいよ6つ目のテーマ
〜生命体としての組織経営〜
と第して元ダイヤモンドメディアの武井浩三さんをゲストに開催されました。※武井さんの詳細はぜひリンクを御覧ください。

TEAL組織という本が有名になりましたが
武井さんはご自身の廃業の痛みの経験から、
TEALが出版されるよりもずっと前から、
自立分散型の自己組織化組織を目指して運営をされてきた方で、
今はダイヤモンドメディアを離れ、社会の変革に対して関わるような取り組みをされていらっしゃる方です。

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今回もやまだまなみさんの秀逸なグラレコ。

話されたことは、リンクやグラレコを是非ご覧頂くといいなと思っていますが、私の感想をここに。

今回は、組織の話や、人と人の間にあるものの話で
私のいる場所とほぼ共通でもあるためとっても理解しやすく

親近感を覚える回でした。彼が出版されている「自然(ジネン)経営」という本もTEALとどう違うのかな?と思っていましたが、TEALになっていくための、Beingが自然経営だともおっしゃっていました。(私はTEALがHaving,ホラクラシーがDoing,自然経営がBeingという言い方はあんまりしっくり来ていませんがw笑。)

でも表題にもある通り、組織というものを一つの”生命体”として捉えるというところについては、「TEAL組織の”全体性”」という考え方にも、システムコーチングの中の組織を”ひとつのシステム”として捉え扱っていく、という部分にも概念的には共通しています。

(システムコーチングは、正直TEALになるためのものだけではなく、いかなる発達段階にいる組織にも適応し、その”今いるところ”からのさらなる進化(Right Relationship)を支援していくという関わりなのですが、TEAL的になっていこうとしている組織にも汎用が効くのが特徴です)

Regeneration(再生)のこの学びの中では
分断→繋がり(統合)をずっと言っています。

経済成長・量産の世界からは分断と競争しか生まない。
今自分達がこの50年してきたことを見つめ直して、

地球が悲鳴を上げているが本当にこのままでいいのか
改めて問い直されている時代に入りました。

もっともっと、GROW、GROW、
昨年よりも今年度の売上を伸ばす

そういうの、もうよくないですか?
って話です。

地球全体で、今本当に我々に必要なこと忘れてはいませんか?
既得権益に縛られて動けなくなってませんか?って。
自分や自分の周りの人ともめている場合ではない、
競合とマーケットを奪い合っている場合でもない、
ヒエラルキー構造の中で、上の人にはモノ言えない、
上司だったり、株主だったり、お客様だったり、
もうその構造だと、どんどん自殺者増えるだけじゃんね。
お客様は絶対の存在として、YESマンに徹し、
下僕のように納期に間に合うために過労し、摩耗していく命
誰が幸せになっていますか。
止められないラットレースに加担してませんか?
コロナの行く先の未来の、本当に怖い事は何だろう。

もっと生きとし生ける全生命体が命を全うするために
「今までの物語」から大きな転換を
我々は迫られているんだということを感じて止みません。

ジョアンナ・メイシーの「グレート・ターニング」と言われる
気候変動への大いなる転換点
ポール・ホーケンの「ドローダウン」
気候変動にどう対応するのかということと、
我々人間がどのようにポスト人間主義に移行して
全体性の中から”組織”を考えられるかということは、
フラクタル(相似形)。

このセッションとは関係ないけど、
最近みたyoutube 大学の「気候変動」説明が明瞭なのでぜひ!

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