Journey of Regeneration 〜エコロジーとお金の循環〜

こんにちは。Co-leadersのSHIHOです。

もう最終回！のLearning Sessionのテーマは
「エコロジーとお金の循環」
というテーマでeumoの代表新井和宏さん！！！

みなさん、eumoって知ってますか！？
お金の概念を考え直そうよ！ってことをやっている
すごい企てですｗ早速アプリも入れてみた。

今回も秀逸なグラレコ。（byやまだまなみさん）

Journey of Regenerationでずっとやってきたことは、
人間は自分の内蔵感覚に耳を傾け、自分も自然の一部として
気づいていかないと、何が起こっているのか聞こえないよ。
よりこの気候変動や地球の未来のために、我々は
どう自然と共生して行きていくんだろうね。
成長、成長の経済を回すのではなく、
どういう循環型の経済に変われるんだろうね。
そして、最終的には「お金」という超不自然な、
人間が作り出したこの「共同幻想」をどう捉え直して
無自覚な縛りから開放されて生きていけるんだろうね。

そういう提言に繋がって、この最終回です。

個人的に面白いな〜と思ったのは、
新井さんに初めてお目にかかって、彼個人のストーリーを聞けたこと。

彼は、ご自身のご両親における身の上の辛い体験を通して
”お金があれば幸せになれる”と思って
大学を卒業し、外資系の金融マンになって
世界の1％の人が貰う年収を手にした時に、
「ここには幸せはない、、、」ってことに気づいてしまったというんです。

病気になって、金融マンを辞めて、
鎌倉投信を作る。金融工学の最先端をやってきている方。
そして「いい会社」とは？？？を求めていく。
でも、”いい会社”って、、、


実はない！！！((((；ﾟДﾟ)))

そう、”いい会社””いい人””いい家族”
そういう「普通」というう標準値って
みんな追い求めてそうで、実は幻想じゃない！？って知ってるじゃん！？

そう。ないんだよ。

一本たりとも、自然の中に”同じ木”はないし、
それを前提条件に議論するって、おかしい、、、って。
お金って、超不自然な存在。
無限成長って、おかしい、命がない。不自然だよねと。
株主資本主義の根幹がおかしいね、って気づいちゃった。

トマ・ピケティが
「トリクルダウンは起こらない」
って言っちゃった。

それって、どういう意味かっていうと、
”富めるものが富めば、貧しいものも豊かになっていく”
という考え方があるけど、それは違うよってこと。

GDPを大きくしていこう！と国が決めてすることは、
ベーシックインカムをしようとかではくて、
借り入れる人を増やすこと。
つまり、負債の残高を増やすこと。
何故か。

借りる人がいれば、利子を含めて返すから、
結果的には成長するでしょ、っていうロジック。

永遠に。

そして成長神話から逃れられない人が経済を創っていく。。。
これって、借りる人はずっと払い続けなきゃいけないし、
貸す人は永遠に儲かる。格差は広がる一方ということ。

そういう「お金」という皆で作った共同幻想の元に
生まれて、当たり前すぎる価値観を受け付けられて
育ってきてしまった私達。

やばい、やばい、
新井さんの言っていること、
ほとんどの人がその当たり前の殻から出られないから
言ってる意味分からないｗｗｗ

そう、そのくらい
私達って、「お金」について学んできてないし、
「お金」について考えてきたことがないｗｗｗ
愕然とするよね。

全てのものに「定価」ってあると思うけど、
定価があるが故に、我々は思考停止しちゃうんだって。

そう、コーチングをギフトエコノミーで回している友人が言っていたけれど、「あなたの好きな額で」って言うと、みんな支払えないんだって。いくらだと失礼なのか、多すぎるほどお財布は裕福じゃないし、少なすぎたら、失礼じゃないかしら、、、って。自分で価値定義することは、言われた額を支払うよりも、ずっとずっと難しいって。

そうかも。（私自身の体験でもそう思う）

このJourney of Regenerationという学びに参加するにあたって、夫婦2人で8.6万円という額をお支払いしている。

まだ得ていないものに対して、いくらが適切かなんて全く分からない。でも終わった後で、それを評価判断していくらと決定づけるのも難しい。主催者が、色々考えて設定していただいた金額であれば、彼らへの認知と応援したい気持ちから、喜んでお支払いできるのであれば、参加する。そうでないならば、参加しない。

そんな風に私は感じていて、次回のSensing Sessionで最終回なのだけど、夫婦で8.6万円は評価判断するわけじゃないけれど、「激安！！！！」だったと思ってる。

まじで、こんなそうそうたるメンバーを集めて頂いて、刺激ある話が聞ける上で、コミュニティとして多様な人と触れ合えて、学び合える経験を買ったとすれば、ほーんとに激安。

私が学びに投資する時の感覚はいつもそう。

ちょっとこれは脱線するのだけど、以前CTIのリーダーシップ・プログラムに150万という大金を使ったことがあってね、、、それで色々私の「お金」にまつわる概念が飛んでいったのですｗ

（その話はこちらｗ）

ただね、お金の束縛から逃れる経験を試してみたい場合には、
お金をどう得るかを考える前に、
お金をどう使うかを考えてみることは絶賛オススメします。

ちなみに、お金に関してのブログはこんなんもあります。
私、結構お金に囚われて生きていましてｗｗ

私は、自分自身が頂いた「お金」で
更に学びに還元することが大好き。これこそ循環だな〜と思う。

響く人に寄っていく。
心をオープンにして学ぶ。
そうすると学びが最大限に吸収できて、
更に予期しない出会いなんかも得られてしまう。
その知識を惜しみなく、人にシェアする。
私個人が得ている学びじゃないと思っているから。

主催者側は、そんなに外に言わないで〜と思うかもしれないけどｗ私が言ったくらいでは、原液の数％に薄めたくらいしか伝わらないから大丈夫だろう〜と思っています（爆）

それでどこかの誰かが、時〜々言ってくれるわけです。
「しほさんのブログ、無料で読んでいいんですか！？」とか
「読みながら、何度泣いたことか、、、」とか。

もうそのフィードバックを頂けるだけで、私ご飯何倍もいけます。笑。
感謝されているだけで、生きていけるな〜ってそんな感覚。

それが、お金からの脱却につながるらしいですよ。

「お金」について考えることは、
幸せになるための、手放しのトレーニングなんだって。
なんか、分かる気がします。

以前こんなブログ描いてました。
お金だけじゃないけど、いろんなもの手放してみた。

まだまだね、このトレーニングは続いてますｗ

▶Journey of Regeneration〜自然のリズムと内臓感覚〜
▶Journey of Regeneration〜身体感覚をひらく〜
▶Journey of Regeneration〜再生に向けたデザイン-ポスト人間中心とバイオミミクリー〜
▶Journey of Regeneration〜循環社会とビジネスデザイン〜
▶Journey of Regeneration〜生命体としての組織経営〜
▷Journey of Regeneration〜エコロジーとお金の循環〜