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◎魂のからだの仕組み

ヨガの伝統では、ソウルボディには14万4千の生命エネルギーの通路(パイプ)があり、それをナディと呼んでいます。一番太い通路(パイプ)は、イダ、ピンガラ、シュシュムナと呼ばれ、肉体的には背骨に位置しています。シュシュムナ管はまっすぐでクリアです。ピンガラ管は尾てい骨から頭頂に向かって螺旋で上昇し、抑圧された思いや感情のカルマを保持した熱いエネルギーが流れています。イダ管は頭頂から下向きに螺旋で下降し、これはこうあるべきだという観念のカルマを保持した冷たいエネルギーが流れています。この3つの流れが交わる箇所が7箇所あり、それがチャクラです。チャクラから14万4千の通路(パイプ)が、木の枝のように伸びています。チャクラは空間(部屋)であり、パワースポットであるため、エネルギーの流れはここで渦を巻いています。このようなパワースポットは、チャクラだけでなく、14万4千の通路(パイプ)の各地に沢山点在しています。それがツボです。チャクラやツボは、パワースポットであるため、特定の超能力を持っています。ナディという通路(パイプ)の中をエネルギーが循環しているために、その通路(パイプ)が発光してオーラが形成されています。本来、オーラの色は、白(より高次の意識状態の場合はゴールド)です。なぜ、オーラにさまざまな色が混在しているのかというと、ナディという生命エネルギーの通路(パイプ)に点在するチャクラやツボにカルマという不純物が蓄積されているため、エネルギーがその堆積物に衝突して多色に分割されます。これは全てのものがひとつであるという本来のワンネスの状態ではありません。多色のオーラは、未消化のエネルギー(カルマ)の状態を表しています。

本来、私達の想いや感情、願望は、思った時に表現することで、そのエネルギーは、外に排出され、具現化します。しかし、私達が人生で表現すること、具現化することができなかった未消化のエネルギー(抑圧された想い、押し殺した感情)は、外に排出されずに、私達の中に残ってしまいます。つまり、ナディという生命エネルギーの通路(パイプ)から出ることができずにこの中を循環し、その満たされない想いの種類によって、特定のツボやチャクラというパワースポットに蓄積されます。また、私達の先祖が彼らの人生の中で未消化のままにしてしまった想いは、細胞の記憶(DNA)として私達に受け継がれています。

ナディという生命エネルギーの通路(パイプ)やチャクラやツボがカルマと呼ばれる未消化のエネルギーで汚染されると、それに対応する肉体の部位にも不具合が生じます。またこの肉体は、先祖の記憶(DNA)によって作られたため、生まれながらにして引き継いだカルマも保持しています。

ナディやチャクラやツボにカルマが蓄積されている状態は、単に肉体の老化、疾患、本来の身体能力を発揮できないというだけでなく、私達人間に本来備わっている超能力や高次の意識の覚醒をも妨げています。

人間は神の似姿に創造されたと言われています。つまり、本来は全知全能の愛の光の存在です。その光は、今も今までもずっと私達の内側で輝いています。私達が本来の自分、本来の高次の意識状態に戻るために必要なことは、その内なる光を覆っているベール、つまり、ナディの中に蓄積されている未消化のエネルギー(カルマ)を解消すれば良いだけです。そうすれば、私達のナディ、チャクラ、ツボは、本来の輝きを取り戻します。つまり、私達一人一人のすべての人間にすでに備わっている覚醒した高次の意識状態と全知全能の本来の状態を取り戻すことができます。

このマッサージは、筋繊維などの肉体レベルの詰まりを取るだけでなく、ナディの中にある詰まりにもアクセスし、深いレベルからヒーリングを起こします。

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