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【仕事】安全第一の意味

 みなさまお仕事お疲れさまです。

 今回は安全についてお話ししたいと思います。みなさまの工場でも〝安全第一〟との表示が緑十字と共に掲げているかもしれません。〝安全第一〟とはどういう意味か考えたことはあるでしょうか?


安全について考えたことはありますか?

 職場で労災が起こったことはあるでしょうか? 誰かがケガをすると、職場の雰囲気は最悪です。まして死亡事故など発生すると、もうそこで働きたくなくなるかもしれません。そして、お客様にもその情報が伝わって(プレスリリースをだすかもしれませんね)、労災が起こる様な会社には仕事を出さない、と思われるかもしれません。

 労災が発生すると届け出が必要です。そして労働基準監督署が入ってきて、(労災の規模にもよりますが)再発防止策について指導されます。この届け出の作成や再発防止対策の検討など、職場の全員に迷惑がかかってしまいます。これは労災を起こした本人が悪いわけではありません。安全対策を怠った会社が悪いのです。

 会社の体制が悪いといっても、痛い思いをするのは自分自身です。なので自ら安全対策を行う事が必要です。

〝安全第一〟の意味

 安全第一とは何をもってしても一番です。品質や生産効率、コストなどは2番以下です。〝QCD〟についてお話ししましたが、三本柱の土台は何かという質問を残しました。これがまさに安全です。安全という土台が崩れれば、QCDがどれだけ優れていてもまったく意味がありません。

 安全について意識の低い会社はそこにコストをかけていないと思われます。お金をかけるほど余裕が無いか、利益を経営者で独占しているのかもしれませんね。そんな職場は作業者のモチベーションも低いのではないでしょうか? そうすると品質も向上しませんし、コストダウンも進まないと考えられます。そんな職場で働き続けたいでしょうか? おそらく人の入れ替わりも激しく、いつも求人が出ていて、『あそこはブラックだ』と囁かれているのかもしれません。

 安全で快適な職場はそれだけで改善活動も活発になり、QCDも向上していくでしょう。何より、『ここで働き続けたい』と思う気持ちが出てくると思います。そういう会社に貢献したいと思わせるだけで、業績も上がって行くのではないかと考えます。

自分の身は自分で守る

 会社の体制が悪いと言って何もしなければ、痛い目を見るのは自分です。思い切って転職するのも1つの方法ですが、そうもいかない方も多いかと思います。自ら安全活動を進めていくしか無いでしょう。そこでまず始める事はなんでしょうか?

 まずは5Sを徹底することが先決だと思います。安全で快適な職場は5Sも行き届いています。逆に、不安全な職場は床が油で汚れていたり、工具はバラバラに置かれていて、日常的に危険な方法で作業している事が想像できます。もちろん手順書なども無く、各々がオリジナルの方法で仕事を進めているのかもしれません。

 清潔で整頓された職場は精神的にも安定します。歩いているだけで危険だったり、必要な工具が手元に無かったりするとイライラしますよね。そうすると手元が安定せず、赤チン災害も日常的に起こってしまうかもしれません。まずは清掃し、3定を意識すれば、徐々に快適になっていくと思いますので、自分から行動してみてはどうでしょうか?

まとめ

 安全で快適な職場は、まず5Sから。これを強く言いたいです。出張で他社へ行くこともありましたが、油で汚れて歩くのもイヤな会社は、供給される製品も品質不良が頻発していました。機械に鳥のフンが落ちている、なんて会社もありましたが、同様です。5Sを徹底し、安全な職場を目指してください。

 ある程度5Sが進んできたら、次はKY訓練を進めてはどうでしょうか。5SやKYTも別のnoteでお話ししますね。


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