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安民的創作論C 創作三要素の鼎立
#何でもいいから3原則を述べよ
— 群鳥安民 (@shiharaiyuyo) March 26, 2024
創作鼎立の三原則
一つ、絵は物語が汲み取れるように描くべし。
二つ、物語は音楽が聴こえるように紡ぐべし。
三つ、音楽は情景が見えるように奏でるべし。
こんにちは。新世界の神になりたい群鳥安民です。
中々尊大じみた書き出しですが、幾ら偉大になったとしても、謙虚さは忘れないようにしたいものです。
とはいえ、「新世界の神になる!」くらい言い放てないようでは、私のプロジェクトは膨大すぎて進んでいかないわけですよ。もっと自信を持って張り切っていかないと。貴方の信仰している神様が自信なさげだったら、なんか心配になるでしょ? 人類滅びるんじゃないかって不安になるでしょう? 一つの世界を創り上げたい者として、私は未来の偏狭なる空想世界の神を自称します。
脱線
私が一生を費やして完成させたいのは、擬人化の異世界物語です。滅びゆく擬人化異世界。そこにひょんなことから転移(転生?)してしまい、なぜか勇者として祀り上げられる純人間の主人公。何を擬人化するかはここでは㊙にしておきますが、その世界の全体像は徐々に出来上がりつつあります。
このネタを思いついたのはコロナ禍になった最初の夏だったでしょうか。創作を始めたら、あれよあれよという間に色んな制作に手を出してしまい、今ではやる事が増えて天手古舞な状態です。いつかそれらを結集させて、誰にも成し得ない世界を形成していきます!
プロットを書こうにも、物語の方向性が見えない。キャラクターを創ろうにも、擬人化対象が多すぎて絞り切れない。先ずは物語の各章のテーマを決めるために、最近は擬人化異世界の都道府県市区町村字丁目番地街区番号などを割り振っています。これまでの市町村合併や住居表示なんかも参考にしながら。
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この画像はまだ地名?みたいなのを割り振っただけですが、ここに地域や陸海の境界線を引き、山川の自然を配し、交通網を敷いて数々の施設を設えたら、それなりの架空の世界地図が出来上がるかと思います。それぞれの地域にどのような特色を齎すか。そこでどんな出来事が生じるのか。そういうネタを幾つか考えていって、この世界を滅亡と救済の方向に動かしていくつもりです。
本題
「創作の三要素」とか「鼎立」とか、それらは私が掲げる指針に基づいて表現しているだけですので、一般公式的な表現ではありません。ですので、その指針というものをちゃんと解説していきます。
創作には大きく分けると3つの要素があると考えます。それが、物語(小説)、音楽(BGMや効果音なども)、絵画(イラストや挿絵なども)です。これらは五行説の相生のように、お互いが関係し合います。物語が鮮やかなら、そこにBGMが想起され、情景が浮かんできます。音楽が美しければ、それに合う映像が脳内で流れ、そのシチュエーションを文字化できます。絵が印象的であれば、そうなった背景となる物語を連想し、そこに似つかわしい音が聞こえてくるでしょう。
あくまでも私の感性でものを言っていますが、こういう創作の三要素の関係性を大切にして、架空の世界を顕在化していきたいと野望を滾らせています。
そして「鼎立」とは。本来の意味は、3つのものが対立することですが、ここでは両立の3つバージョンのことだと認識してください。物語と音楽と絵画を両立するだと、なんか不揃いな感じがして気持ち悪い。創作の三要素を平等に対峙させて立たせる。それを表す言葉として「鼎立」がとてもぴったりだったので、そう言うことにしました。「鼎立」って言葉自体、ちょっとマイナーでカッコよさげだしね。
創作の三要素をもって擬人化異世界を築いていくのは勿論ですが、そこに登場するキャラクター達にもこの三要素を詳らかに当てがっていきたいと思います。
物語
どんなに平凡な人生を歩んできた人であっても、視方を変えればそれはドラマチックになり得ますし、気付いていないだけで何かの、誰かのドラマに臨場していたかもしれません。それは架空のキャラクターだってそう。彼等が生まれ、今に至るまでに何があったのか。その歴史から捏造し得るエピソードを考え上げてみます。なんてことはない人為的な物事の変遷が、人の形を為した瞬間、凄絶にだってなるのかもしれない。
音楽
「メメントモリ」というRPGをご存じですか? そこで使われている楽曲が凄く良いんです。ゲームにあんまりのめり込むと貴重な時間を溶かしそうなので、RPGには手を出してはいませんが、メメントモリの楽曲について、軽く調べてみました。
それらの楽曲は「ラメント」と呼ばれています。それぞれのキャラクターの物語や世界観を反映させたものであり、要はキャラクター専用曲みたいです。私はキャラクターを一つ一つプロデュースするように引き立てたい。例え何千人生もうとも、キャラクター一人一人を大事に愛していきたい。そういう思いに、このラメントというものが適役に応えてくれるような気がします。ラメントの意味は「哀歌」みたいですが、哀しい歌に限らず、それぞれの擬人化キャラの雰囲気に合った楽曲を誂えてみたいものです。
絵画
絵画と言うといかにも美術品みたく聞こえるので、ライトにイラストという方が適しているかもしれません。
キャラクターの立ち絵も自分で描きたいです。ちゃんとそれぞれのキャラの身長を算出する公式も考えていますし、好きな画風もあります。作品としてキャラ数でも勝負したいので、一つ一つを綿密に描いていられる時間はありません。とにかく今は、キャラの大体のフォルムが分かればいいかなといったところ。姿形が可視化されただけでも、架空の存在感は段違いですからね。
漫画化とか、映像化とか、今世でこの作品をできるところまで昇華させていきたい所存。基本、私は創造主なので、多大なるアイデアを湧き上がらせて、物語の執筆をメインにしていきますが、上位のコンテンツにこの作品が食い込めるなら、音楽や絵画、アニメーションや声劇は、プロの方に委託したいです。そこまで行けたらの話ですが。
〆
物語、音楽、絵画を創作における役割で言い換えるなら、情報、情緒、情景なのだと思います。その創作に振れる人に3つの角度から世界を感受させることで、その世界はその人にとって鮮やいでいくのでしょう。
今回は論よりも夢物語りが過ぎた記事になってしまいましたね。擬人化異世界に関する詳細は何一つ明記しませんでしたが、群鳥安民の名前だけでも憶えていただけたなら幸いです。
次回の更新はあるのか。もしあるのなら、安民的創作論Dでお会いしましょう。
じゃ、またね👋
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