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日本の大企業(事業会社)のスタッフは『実務』をやらない?


とっても失礼なことを書いてるかもしれない。
僕の定義する実務とは……

①企画する
➁設計する
③判断する・決める
④指示・推進する

この4つだと思う。

この項目の中に管理する(マネジメントする)という言葉がないこと…が
僕にとってのポイントだ。
社内に大規模な体制を築くのでなければ、管理するって要らないよね。
『管理する』って、なんとなく仕事してる感が付きまとう…けど、実際は何もやってないに等しいと思うからだ。


そして、これも僕の印象だけど
どうも…以下のような方(!)が増えた気がしている。

①仕事を誰か(外部や他部門や部下)に『依頼することを仕事にする人。

②企画とか実施する前段階の『調査や分析
で仕事を終わらせる人

③仕事の依頼というかミッションを整理して『やる・やらない』についての経営答申するところのみを仕事にす
る人

④与えられた仕事依頼の中の『定型作業、管理部門との調整、社内申請手続き部分だけ
やる人。

⑤仕事の『打ち合わせ
にだけ、とにかく出る人。

これって『実務』とは言えないよね?

まあ文頭に記載した全部できなくても良いので、①~④の流れとスケジュールとアサイン(誰にやってもらうのか)を決めるのと、内容についての③は貴方の責任においてやろうよ。それをやらないということは、事業会社におけるあなたの存在意義がないってこと。

冒頭の四つを実施して、それについて責任を負うこと。
大丈夫、大丈夫!
失敗したらそれは経験として残るので、重要なキャリアステップになる。
辞めて次の会社に行けば良いだけだから(笑)!

僕はコンサルタント歴が20年以上。
20代の頃は、事業会社で実務をやった経験もないのにコンサルティング業をやるのは失礼だと思っていて、事業会社に行きたかった時期がある。

でも昨今は僕の方が本来事業会社がやるべき実務をやってる(=かつ知ってる)状況だ。
もしかしたら日本では、実務をやるのは、外部の人ばかりになっちゃうのかしら?