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田植えが終わりました 2021年5月10日

 おはようございます。自称「泥だらけの女」神垣です。

 今年の田植えが終わりました・・・。

 先週の土曜日に今年の田植えが終わりました。

 田植えというと、苗を植えて終わり
 と昨年までは思っていました。

 ところが、田植えまでに
 水を引く前の田に耕運機をかける「粗起こし」をし、
 水路を開通させて、田に水を引いてからも
 二度ほど耕運機をかけて田をならしていきます。

 田に水を引く水路は、地域の人と共同で使うので
 一度集まり、水路を掃除。

 水を引いてからは、各々の田へ水がゆきわたるように
 日々、水の引き込みとストップの調整を繰り返します。

 うちの実家の田は年々減り、今では1枚しか残っていませんが
 それでも、4月から草刈りなども含め
 準備に数日かかります。

 昨年したはずの機械の操作を忘れていたり
 田に効率よく耕運機や田植え機を走らせるルートを思案したりと
 わちゃわちゃすることもすこぶる多い。

 田植え機が植えきれなかったところを
 手で植えていたら、泥に足をとられ
 2度ほど転倒し、半身泥だらけになりました。

 まだまだ修行が足りないようで……。

 パソコンの前に座っていると
 あっというまに時間が経過してしまうのに
 農作業をしているときのそれはゆるやかで
 時間の密度の違いを感じます。


 歳時記には、
 春の季語として「田打ち」「畔塗(あぜぬり)」
 夏の季語として「代掻(しろかき)」「田植」があります。

 日本の四季の営みが
 言葉として残っているんですね。
それを改めて実感した2021年初夏です。

年5月10日 VOL.3783配信 メールマガジン あとがきより)



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