「今、あるもの」をもとに考え、組み立て、新たな仕事を作る！ 2015年11月27日
自称「兼業に興味がある女」神垣です。
起業の事例が
面白かったです。
うちの夫が
「マイペースで働く! 女子のひとり起業」
というタイトルの本を買って帰りました。
なぜ？
わたしに起業しろと言うこと？
はたまた、
わが家で最も女子力の高い夫、本人が女子として起業？
謎は深まるばかりですが
何も聞かず
興味があったので読んでみました。
著者は、「ひとり起業塾」を主宰する
滝岡幸子さん。
プロフィールを見て
「あれ？」
と思いました。
彼女の著書
「はじめよう! 移動販売」を
ごく最近、読んだことがあったからです。
事務所の近所にある
お気に入りの喫茶店に
その本はありました。
そのお店も
店舗を構える前は
移動販売でドーナツとコーヒーを販売していて
2年前に出店。
偶然、お店の本棚で見つけて
読んでいたら
店主の書き込みがあり
今までの奮闘ぶりを垣間見た気がしたものです。
夫が何気なく買ってきた本と
同じ著者だったとは……。
前置きが長くなりましたが
「マイペースで働く! 女子のひとり起業」は
タイトルにある通り、女性向けに起業のノウハウを
紹介した本です。
「起業する分野を考える時、
『どうすれば自分と同じような女性を助けられるか』という視点を持つ」
「『直感』で決めていいこと、ダメなこと」
「『人手』がかからない仕組みづくり、システム化」
などの項目になるほどなぁと得心したのですが
特に興味深かったのが
実際に「ひとり起業」した10人の女性たちの実例です。
中でも
CM音楽プロデューサーから
中古レコード店とユニークなたい焼店を開業した
70代の女性と
家業の書店・大手書店勤務を経て
「料理書」専門の古本屋を開業した
女性の事例が面白かったです。
CDすら買わない若者がいる時代に
中古レコード、
料理に絞った古本の販売
という、ニッチな攻め方をしているところに
興味を持ちました。
好きだわ～、こういう感覚。
中古レコード店は
店主が買い集めたレコードやCDを販売しているので
仕入れ費ゼロ！
わたしの場合
本に置き換えれば
応用できるなぁと思いました。
物件、備品、商品、顧客
「今、あるもの」をもとに
考え、組み立てていけば
新たな仕事を作れることが
本書を読んでよく分かりました。
事例で登場していた別の女性の章に
働き方の選択肢はもっと増えていい。
専業主婦になるか、バリバリ働くか、パートをするか。
それ以外もあっていい、それが起業かもしれません。
というコメントがあり、印象的でした。
本業にプラスアルファで
兼業する分野があってもいいわけで。
兼業農家の長女のわたしは
50を前に、いろいろと考えているのですが
本書からヒントを多くもらいました。
多分、夫は自分のためにこの本を買ったんだと思います。
夫がやりたそうなお店の事例だらけなんだもん。
（VOL.2536 2015年11月27日 配信 メールマガジン あとがきより）
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