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【腹をくくる】フリーランス2年目の私の想い

私はこの3ヶ月間、働き方で揺らいでいました。このままフリーランスでいるか、正社員になるか、どうするかと。その理由は明確で、お金と将来への安定さです。考えているだけでは仕方ないので、さまざまな会社の面接を受けてみました。一方で、自分の仕事というのも始めました(業務委託だけでなく)。結論からいいますと、私はフリーランスの方が合っています。

この記事を書こうと思った理由

今フリーランスの人で、「このままフリーランスでいいのだろうか、やっぱり正社員で生きていくほうが将来安定なのでは?」と考える人もいると思ったからです。結局は人それぞれの未来へのビジョン次第なのですが、他者の意見(価値観)を知っておくに不足はないと思い、ここに書き記したいと思います。

フリーランスか、正社員か

フリーランスか正社員かの違いは、大きくいえば「安定性」だと思っています。正社員であれば、雇用が守られます。ということは、毎月決まった額が約束されるということ。これ、当たり前のようで、とても凄いことです。守られていますよ、会社に。私もかつて正社員時代がありました。その上でのフリーランスなので、安定性の約束は最大の強みだなと思います。実際、それが羨ましくてこの度は転職活動をしました。

分かれ目は、最大でも35歳までかと

転職エージェントに相談し、転職活動をしていました。そのエージェントいわく、「転職は35歳までがギリギリかも」というニュアンスの話をいただきました。確かにそれは理解できます。その上、私はフリーランスからの転身ですので、転職の理由をかなりハッキリとさせておく必要があります。私はこの時に、「やっぱり私はフリーランスの方がいいんだなぁ」と直感的に思いましたね。根拠は特にないです。

私は何のために仕事をしているのか?

転職活動をしながら、ふと考えさせられました。フリーランス2年目になった私は、この働き方が好きです。このスタイルになってから、仕事というものが楽しくなりました。時間や場所に縛られたくなく、自分発の仕事にもコミットできる自由な環境が心地よかったのです。そこと引き換えてまで、安定が欲しいのか?・・・そう考えていくうちに、「私にとっての仕事とは」が見えてきました。

結論、フリーランスのままでいい

3ヶ月の転職活動をしつつ、フリーランスをしつつ、この中で私の心は決まりました。フリーランスがいいです。なぜなら、楽しいから。仕事に対して「楽しい!」と思えるって最高だと思いませんか?この楽しいの中には、もちろん辛さも含まれます。会社のように自分は守られていないので、時に無理もあります。誰にも相談できないし、孤独を抱えることもあります。しかし、それ含めての楽しさがあるのです。やりがいだと感じているからでしょう。

私ももう31歳なので

基本的に、年齢と市場価値は相関しています。30代は、20代という下積みがあるため、「あなたはどんな実績があり、その再現性はあるのか?」が人から見られるポイントです。これは今回の転職活動で、ものすごく感じました。そういう意味では、私はそれなりに自信があります。実績は積んできました。

しかし、どうも私には別の問題があるみたいです。ズバリ、心が動かない(熱がない)。もう私は、完全にフリーランスな人間なのだなと感じました。ここらへんで、そろそろ腹をくくるべきでしょう。

すべて自分の内側の問題だった

フリーランスか正社員か、いろいろと悩んでいた私です。安定性を求めていましたが、本当の心は、少し違っていたのかもしれません。フリーランスで生きていくための覚悟が足りなかったのだと思います。または、不安があったのだと。不安の反対は、安定ですからね。そこから逃げたかったのだと思います。ようするに、自分の心の問題でした。

行動してみないとわからない

人間の心というのは、なんと厄介なのでしょう。フリーランスか正社員か、行動してみないと何もわかりません。今回の私の件でいえば、心の深いところでは、もう答えが出ていたのでしょう。フリーランスが自分には合っていると、楽しいと。しかし、私は不安に意識が傾いてしまい、正社員を求めたのです。すでに合っていないとわかっていながらも。行動に移して、心を一つずつ検証していかないと、自分の本当の気持ちというのはわからないものだと気づきました。

さいごに

私は今、「Cafe & Bakery  GGCo.コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション」というカフェに来ています。平日の真昼間に、オープンテラス席で、ウインナーコーヒーと一緒に執筆しております。ちなみにPCは、MacBook Air。5月は気候も心地よく、風に揺られて、都会を楽しんでおります。これ、フリーランスの特権だなぁと。もちろん、会社員であろうと、何だろうと、こういうことはやろうと思えば誰だってやれます。ですが、私はこういった日常を感じては「ああ、幸せだなぁ」と感じるわけです。

私は時間が尊いです。そして、自分の熱意。ここは、いくらお金を積まれようが、天秤は釣り合いません。心が動かされないものは、どうしたって動かされない。ただただ、単純にこれだけの話です。そして、それが私にとってのフリーランスの在り方だと、この働き方2年目で感じております。自分らしく生きていきたいものです。


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