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【エンジンを切る】週に一回、完全に休息する

最近のビジネス書や自己啓発界隈では、「オンオフはいらない、ふつふつと火を灯し続けよう!」的なことを言っています。私はそれに同意し、熱を常に保とうと継続を意識してきました。それこそ、フリーランスになってからの2年間はオンオフなどありませんでしたから、この重要性と成果には身をもって理解しております。しかし、ここ一ヶ月で考えが変わりました。30代にもなって、この戦い方は厳しいなと。


30代からは火は消してもいい

20代と30代とでは、体力がまるで違います。30代は量で勝負すべきではないと私は感じています。ですから、モチベーションを常に保つような意識は、極論をいえば要らない。それだけ体に負荷をかけますから。ここで何が言いたいのかというと、健康を損なう代償が大きすぎるということ。健康の意識は30代から必須です。おばさん・おじさんになってからでは遅いです。

量より質? 質より量?

この問題は一生語られますよね。私の意見を始めにいいますと、最初の2ヶ月は質より量、それ以降は量より質、がベストだと思っています。これは30代だからできるやり方です。どういうことかというと、2つの理由があります。生きてきた経験値というある程度の賢さが蓄積されている年代であることと、量をこなす体力には限りがあり、量勝負のできる若手と肩を並べるやり方は非効率だから。以上。

30代は質を意識する

大抵の人は、量をこなすことはできます。しかし、逆はどうでしょうか。質。質と言われると、とたんに自信を無くす人も多いです。そもそも、質が何を表しているかわかりますか? いわゆる、プロです。文章一つをとってもそうです。例えば、文章は誰でも書けます。しかし、人に依頼されるような力はありますか?プロか否かの違いですよね。これと同じ。30代は20代よりも多く生き、経験しています。活力もある、ゴールデン年代。だからこそ、質を意識していただきたいのです。

質を高めるには、休息が必要

質を重視するやり方になると、これまでとは違ったやり方をすることになります。努力・根性だけではどうにもなりません。時間の投下分だけ結果が反映されるわけではありません。そうなると、努力・根性はあまり重要ではなくなるのです。「そんなわけないでしょ!」と思う方は、そのマインドセットをどうにかした方が良いと本気で思っています。苦しむのは自分です。もっと脳を賢く使いましょうぜ!ってこと。その一つが、休息。これ無しに、質を高めるやり方は叶いません。

体質は6〜8年後に反映される

質を重視した生き方にシフトすると、休息を意識するようになります。休息は、心身の健康。人はいつまでも燃料MAXで生きていられません。ここを無理するから、若くして病気をする人が多いのです。過労ってこと。これ、甘くみない方が良いですよ。病名のないような、慢性的な何かも発症したりします。危険です。ストレスはある日ドカンを受けるものではなく、徐々に蓄積されていくものなのです。そして、それは大体6〜8年後に反映されてきます。時間は巻き戻せないこと、よくよく心に留めてくださいね。

私も10年前は21歳だったなぁ

31歳と聞けば、世間では若いでしょう。私もそう思います。それと同時に、20代の若さとはまるで違うことも十分承知しています。正直、10年前の私は、まさかこの10年でここまで体力がなくなるとは思ってもいませんでしたから。21歳の頃は、夜通しぶっ通しで何かをすることは余裕でした。どんなに疲れても、8時間くらい寝れば全快でした。胃もたれなんてないくらい、お肉も甘いものも心ゆくまま食べられました。しかし、31歳の今は違います。あらゆる体質の変化です。ですから、仕事におけるやり方も、変えていかなければなりません。ここを無視して適当にこれまでの延長線でいくと、無理が重なり苦しくなるのです。

【提案】週一で完全な休息をとろう

フリーランスで年中ほぼ無休で働き続けた私が言いたいのですが、絶対に週一で休息をとることをおすすめします。この休息が、明日への活力に繋がります。一旦ここでリセットしないと、体力的にも、ストレス的な意味でも継続できないからです。ダラダラと無理を自分に強いてしまいます。

この考え方、実は私が編み出したわけではなく、私の愛読書である聖書からの教えです。創造主たる神様は6日で天地創造を完成させ、7日目に休まれました。この休んだ日が、キリスト教でいう安息日です。この習慣は人の体質にとても合ってると感じています。ですから、この考えを取り入れて休息を意識し、週ごとに質にこだわっていくのもアリかと思いますよ♪

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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