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社会人向けに、精神的に落ち込んだときの対処法について語る

仕事の失敗、大切な方を失う、失恋、離婚、友人との絶縁といった様々な理由で、悩んでしまったり、落ち込んでしまったことはありませんでしょうか。
これらのお話は、他人との関係で発生する話が多く、自分ひとりで解決できないことが多いです。その結果、精神的に大きく落ち込んでしまう危険性を孕んでいます。

今回は、そのような場合に、どのような対処法が考えられるか、筆者の経験も踏まえ、社会人向けに記載しています。

精神的に落ち込んだときに、どのような症状が体に現れるかを事前に把握しておく

食欲不振・消化不良

精神的に落ち込むと、食欲自体もなくなりますが、消化も十分にできなくなることがあります。
食欲低減及び消化不良により、エネルギーの不足状態となり、体にもダメージが蓄積していきます。
体へのダメージが要因で、普段できていたパフォーマンスができなくなり、さらに、精神的に落ち込むという負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。

睡眠不足

不安や精神が不安定になると、普段とれていた睡眠が取れなくなってしまうことがあります。
この睡眠不足により、体の回復ができない状況が続くほか、注意力が下がるなど、普段できていたパフォーマンスができなくなり、精神的に落ち込む、不安になる、睡眠不足になる、という負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。

活動量の低下、何もする気がおきなくなる

精神的に落ち込んだときには、活動がしにくくなるため、外出したくなくなる、人と会いたくなくなるといった、状況に陥ります。

これらの活動量の低下により、回復する機会を失ってしまうことがあり、メンタルダウンの状況を長期化させてしまう可能性があります。

対処法

まわりからの期待ギャップをなくす

職場では、「体調が悪い」「メンタルがダウンしている」「通院している」等と、ご自身の状況を積極的に周りに話しましょう。
なお、無断で会社を休むというのは、それ自体が問題視され、さらなる状況の悪化をもたらしてしまうため、絶対に控えましょう。
また、パフォーマンスの低下を長時間労働でリカバリーしようとすると、さらなる身体的不調、精神的不調に繋がりますので、こちらも控えたほうがよいです。
精神的に落ち込んだときには、自分の状況をすぐに改善することはできないのですが、ご自身の状況をまわりに開示することにより、まわりからの期待値を下げ、パフォーマンスの低下による業務プレッシャーや労働時間を低減し、まずは体と精神の回復に最優先で務めることが重要と考えます。

体に優しい消化のよいものを飲食する

胃腸がよわっていますので、脂分のすくない、消化のよい、体にやさしいものを飲食しましょう。
お酒、アルコールは、少なからず胃腸に負担をかけますので、控えましょう。

関係のない、信頼のできる方に相談する

悩み事がある場合、口が堅い方に相談、ではなくて、関係のない、かつ、信頼のできる方に相談しましょう。
例えばですが、恋人との関係に悩んでいるとしたら、恋人の友人ではなくて、全く関係のない友人に相談しましょう。
口が堅い、というのは、総じて信用ができないということと、関係がある方に相談すると、その方から情報が伝わり、かえって状況を悪化させてしまうことがあると考えられます。
なお、相談すると、自分の悩みがそんなに大したことではない、という話であったり、共感をいただいて、楽になることがあります。

温かくして、ゆっくり休む

体を温めて、ゆっくり休むのがよいと思います。
電気毛布等活用したり、お風呂にゆっくり入ったりすることがよいのではないかと思います。

通院する

その道のプロ(医者)に見てもらうことも検討しましょう。
適切な薬を処方いただけることがあります。
不調の箇所に応じて、内科、あるいは、メンタルヘルスに関するクリニックがよいのではないかと思います。
注意点は、特にメンタルヘルスに関するクリニックは、なかなか予約が取れないということだと思います。
お早めに予約を検討しましょう。

最後に

私自身も、とあることで、悩んでしまったり、落ち込んでしまったことはあったのですが、結果、通院する状況にはならず、回復することができました。
なお、悩んでいたときに出会ったのが下記の本です。

この本の中に、「だれも私のことなんて気にしていないとしたら」という話が出てきます。

悩んでいるときは、誰しもが周りからの目、を気にしてしまいますが、案外、周りは自分のことを見ていない・気にしていない、ということのようです。
周りは自分のことを見ていない・気にしていないのであれば、周りからの目に悩む必要などありませんよね。

また、最後にもう一つだけ書籍のご紹介です。

僕は、恋愛あるいは人生について、このように考えています。
◆孤独があるから 豊かさが生まれる
◆後悔するから 成熟できる
◆悔しさがあるから 遠くまで走れる
◆寂しさがあるから 温かさを感じる
◆苛立ちがあるから 戦おうと思える
◆ネガティブになるから 心を守れる
◆弱さがあるから 人の痛みに寄り添える
◆生きづらさがあるから 表現や芸術がある
◆届かないから 叫び続ける
◆批判があるから 内省できる
◆忘れられないから 思い出がある
◆劣等感があるから 成長が加速する
◆喪失があるから 始まる何かがある
◆別れがなければ 出会いもない
◆挫折がなければ 救いもない
◆不安がなければ 安心もない
◆絶望がなければ 希望もない
◆不幸がなければ 幸福もない
◆憎悪がなければ 愛もない
◆クズ男がいるから 弱さに気づく
◆クズ男がいるから 強くなれる
◆クズ男がいるから 本当の優しさに出会う
◆クズ男がいるから 愛について考える

成長した女は、その男を選ばない “クズ男“見極め教本
174ページ~176ページの抜粋。

クズ男がいるから愛について考える、
なんのこっちゃ、と思ってしまいますが、
何か答えのでない話に悩んでしまったときには、その真逆について考えると良いのではないか(本質や真理に近づけるのかな、あるいは、自然と本質や真理に近づいているのではないか)、と思いました。
例えば、
平和について考えるのであれば、その真逆である戦争について考える
コンプライアンスについて考えるのであれば、その真逆である法令違反(違法行為)について考える
といった具合に、です。
そんなにうまく切り替えることはできないかも知れませんが、
過去について悩んでしまった場合には、未来(将来)について考えるようにする、
そういう考え方が、もしかしたら大事なのではないでしょうか。

最後に、このような記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

いろいろと私見を記載してしまいましたが、正直、落ち込むことは誰にでもあると思います。

仕事や人間関係で落ち込むことがあったとしたら、その仕事や相手の方が、あなたにとって、これまで、とても大切な仕事、とても大切な方だったということではないでしょうか。

自分自身が、心の底から大切だと思える仕事があり、心の底から大切だと思える方がいらっしゃったなら、それは、過去の話だったとはいえ、幸せなことだと言えるかもしれません。きっと、今後の人生を豊かにしてくれる経験(歴史・物語)になったのではないでしょうか。

この記事が、少しでも読者の皆様の御役に立てましたら、幸いでございます。

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