【Maisya ya Nziu🇰🇪】no.34

2023年7月23日 21:41

Mwatindata〜？
みなさま、こんにちは！
今週は3日間、デモンストレーションがあり、2日間自宅待機をしていました。
今回特にデモのことについて書いてはいませんが、時を同じくして、世界ではいろんな出来事が起こっていることを、少しでも感じていただけたらと思います。

それでは今週の振り返りをしていきます！

☆JUMATATU☆

月曜日の授業はいつも先週の復習から行います！
演習ベースで進めていきましたが、式の展開の問題で思いの外苦戦…
毎授業少しずつ復習していく必要がありますね…
その後、ノートチェックや授業ノート作りを行い、放課後は同僚の畑へ！
パパイヤの水やりを手伝っていると、隣の畑の2人の少年たちが草を抜きに来ました。すぐにいなくなったのですが、同僚が「許可なしに来るのは良くないよね〜」と言っていました。
その後、その2人の少年たちのお父さんが畑へ来て、同僚と何か話した後、去っていきました。去って行く際に、とうもろこしを2つとっていきました。畑からの帰り道、同僚に「とうもろこしとっていったよね〜」と話すと、「あれは良くない。彼は自分の畑を持っているし、僕よりたくさんとうもろこしを栽培しているのに、何でとっていくのかわからない…」と話してくれました。
今回の出来事は、僕からすると「よくわからない感じでとっていく辺り、ケニアンあるあるだよな～」と思っていた（ケニアンにはとっても失礼ですが、そういう出来事がまぁまぁあるので笑）のですが、同僚的にも「あれはよくない。よくわからない」といった感覚なのだと知りました。当然のことなのですが、「ケニア人は…」みたいな感じで一括りにしてはいけないなと思った出来事でした。

同僚が突然畑で🍉を割り、
美味しそうだから食べろ！と言われ、
その場で食べました笑

☆JUMANNE☆

午前はテストのやり直しの丸つけをして、午後は授業！
ちょっとずつ子供たちと対話しながら、授業ができてきている感覚が出てきました！
授業内容は一次方程式だったのですが、これがもう大苦戦。
正答に辿り着けるのは46人中3人ほど。
式の展開、移項、正負の整数の四則演算ができないと、この問題は解けないんだなと感じ、改めて日本の教育の充実度を実感。
（今まで教えてきてここまでできない子が多かったことがなかったので）
それでも放課後や空きコマに教えているクラスの子たちがチラホラ質問に来てくれて。少しでも力になれるように授業もアフターケアも頑張ろうと思いました！
放課後は金曜の prize giving day に向けてのリハーサル！
各クラスの発表がどれも素敵でした！金曜日が楽しみ。

リハの様子！
歌と踊りが身近にある🎤💃
井戸水汲むボトルを太鼓にしてるのが素敵。

☆JUMATANO☆

デモにより今日と明日、自宅待機の2日間。
（場所によっては金曜までの3日間）
特にこの日は、僕の任地から車で40分ほど行った所にあるWOTEで2人亡くなりました。
日本にいるとどこか遠い場所のお話の感覚でしたが、実際現地で体験してみると、めちゃくちゃ考えさせられます。
この日、僕の活動場所の学校では普通に授業が行われている一方、車で40分のところではデモが行われ2名の方が亡くなっている。
深く突っ込むと考えすぎちゃうので、この日はこれについて考えることをやめました。

☆ALHAMISI☆

この日もデモ。自宅待機。

☆IJUMAA☆

prize giving day！朝から教室の掃除をしていたので、子どもたちと一緒に掃除をしました！ケニアでは先生が掃除をするのが珍しいらしく、子どもたちからは驚きの顔をされました笑
その後、prize giving が始まり…。
子どもたちの出し物が始まり、３クラスが終わったところで、時間の関係上、先にゲストの方たちのスピーチをすることに。
各ゲストがスピーチをして3時間… ついに終わったと思いきや、時間はもう16時。結局、子どもたちの出し物は３クラスのみで、残りの５クラスは何もすることなく終わりました。
子どもたちは最近、放課後ずっとこの日の出し物の練習をしていたので、何ともいえない気持ちになりました… （というか、僕の中では考えられない出来事で何とコメントしていいかわからない）
もしかしたら… とほんの少しは思っていましたが、本当にそうなってしまう辺り。
来週、このことについて子どもたちがどう感じているのかを聞けたらいいな～と思っています。

☆氷山の一角しか見えていない②☆

②生徒のテスト中のカンニング
KCPE（セカンダリースクールに通うに当たって受ける全国テスト）は自分の通っている学校で受けるとのことで、試験監督もその学校の先生がするとのことです。なんとそこで、先生たちが子供たちにテストの解答を教えることがあったり、早めにKCPEのテストを入手して、授業で教えることもあるそうで… さらにKCSE（大学に進むために受ける全国テスト）も同じく。大学の講義のテストでも先生が生徒に答えを教えることがあるそう。僕が以前から感じているこのカンニングの文化。今まで感じていたことは氷山の一角でしかなくて、めちゃくちゃ根深い問題なのだと思いました。

今週もお読みいただき、ありがとうございました！
3日間のデモもそうですが、世界では本当に、本当にいろんな出来事が起こっています。
しかもそれは、いろんな課題が複雑に絡み合っていて、何か一つを解決すればいい話ではありません。
自分の目標を達成するのに何が必要かを見にきたこの2年間。
時間が経てば経つほど、その壁はどんどん大きくなる一方です。
それでも僕は、目の前の子どもたちの笑顔をずっと守っていけるような人になりたいなと思います。
また明日からも楽しくやっていこう！

ちょっと熱い文章を失礼いたしました！笑
それではまた来週🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
Tutaonana wiki ijao🇰🇪

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