【Maisya ya Nziu🇰🇪】no.33

2023年7月16日 21:57

Mambo〜？
みなさま、こんにちは！
今週はボリューム多めの文章になっていますので、早速振り返りに移っていきましょう！笑

☆JUMATATU☆

朝のAssembly（全校集会）に参加するため、7時40分に学校へ！
数学のヘッドに授業内容を相談し、急遽因数分解を教えることに。
共通因数を見つける問題だけだったので、授業で子どもたちに「共通因数を見つけるゲームだよ！」と伝え、取り組ませていきました！
僕のフィルターがかかってますが、意外とみんなよくできていたし、何より今までの授業の中で一番楽しそうにしていたのが印象的でした！
その後は子どもたちのノートチェック。僕がホワイトボードに書いた通りにかけていない生徒が数名。語学の問題、発達段階など、ここにもいろんな背景があるのかなーと思いながら、もう少し時間をかけながら原因を探っていこうと思います！

☆JUMANNE☆

午後から授業だったため、午前は配属先とJICA事務所に提出する活動計画書と第2号活動報告書を作成！
作成を終え、午後の授業1コマを終えると、何人かの生徒が「この後のコマ、フリーだから数学続けて！」と言ってきて、結局2コマ連続で授業をすることに。笑
（うちの学校では週で2コマほど、各クラス空きコマがあります！）
主に問題を解く時間だったためか、2コマ終わった後、何人かの生徒は疲れ切って放心状態でした笑それだけアウトプットすることができた授業だったのだなと前向きに捉えています！笑
その後、活動計画書を数学のヘッド・教頭先生・校長先生と共有しました。
普段から色々と話をしたり、作った教材などを共有していたこともあって、特に意見をいただくことはなく、了承してもらいました！
日本でもできるだけその出来事に関係する人たちやその周りにいる人たちに適宜共有するよう心がけていましたが、それは海外に行っても同じなのかもな〜と思った出来事でした！
（日本にいる時、完璧にできていたかどうかは別として）
放課後は久しぶりに同僚の畑へ！乾季に入ったので、水やりを手伝いました！
この日は頭も身体も働かせて、めちゃくちゃ疲れました…

☆JUMATANO☆

この日は2コマ授業がありました！
1コマ目、子どもたちに因数分解の問題を作らせて、みんなで一緒に解く活動を行いました！問題のレベルをeasy、middle、diffiuclt の順に3問作ってもらいました。「問題を作る」活動は初めての子が多く、また問題を作るのは何かを学ぶにあたって結構レベルが高いのですが、みんないい問題を作っていました！みんなで解く際、挙手制で問題を発表してもらいましたが、6割くらいの生徒が手を挙げてくれて！思いの外、よく取り組めていたし、楽しそうにしてくれたので、改めて子どもの限界をこちらが決めてはいけないな〜と思いました。
（授業後、みんなのノートをチェックしましたが、「この子にとってこの問題がdifficultなんだ」ということも把握できて。今回は中々大当たりな取り組みだったなと思いました笑）
2コマ目、改めて2週間後に迫るterm2のテストに向けて、モチベをどう持っていくかを話しました！そして引き続き、因数分解の練習問題を解かせていきました！

☆ALHAMISI☆

ノート点検の際、解答に辿り着くまでのプロセスが正しくないのに、正答を書いている生徒がちらほらいたので、授業で注意しました！
「テストでこれ書いてたらバツだからね」と伝えると、「えー…」と何人かの生徒が…笑
これも少しずつ慣れさせていこうと思います！
夕ご飯を同僚と食べた際に、同僚が奥様と電話をし始めました。
その会話の内容が、今ケニアで行われているデモについてで…
この日に限らず、夫婦の会話として国や政治について話すことが多いのですが、これも文化なんですかね…笑

☆IJUMAA☆

朝のAssembly（全校集会）が8時半に終わり、スタッフミーティングが9時に終わりました。久しぶり1時間目の時間（8時40分開始）に間に合いませんでした。最近、校長先生が先生たちに「時間通りに授業に行く」ように厳しめに伝えています。それもあるし、校長先生と沢山対話を重ねてきたこともあるし、以前校長先生が「何か違和感があったら直接言ってくれ」と言ってくれたこともあって、1時間目の授業を行なった後、校長先生に話にいきました。
「朝のスタッフミーティングが必要で大切なことはわかるけど、子どもたちと先生たちの授業時間を20分も奪っている。ミーティングの内容を考えても、ランチタイムやチャイタイムなど、空き時間にしても良かったと思う。どうしてあの時間でないとダメであったのか教えてほしい」と伝えました。笑
ケニアン特有の話の趣旨を掴んでいない返答がきたのですが、最後は「今後はないようにマネジメントする」と言ってくれました。
文字に起こすと、かなり冷たい対話に感じますが、実際はそんなことはありません！笑
でもこういったことを伝えられるだけの信頼関係を普段から築いておくことの大切さを改めて感じた金曜日でした！
（普段の対話もそうだし、授業時間通りに授業を始めて終わるとか。とても基本的なことだけど、意外と見てくれているのだと思う出来事もありました！）

☆氷山の一角しか見えていない①☆

①毎日学校に通えていない子どもたち
活動計画書の意見交換をする際、数学のヘッドが成績が上がらない一つの理由として、子どもたちの学習の継続を担保できていないと話してくれました。ンジウセカンダリーでは学費が払えず毎日学校に通えていない生徒が全体の 1/3 程度います。理由は様々で、
・最近の物価高騰により、学費が準備できていない
・親が子供を学校に通わせることにそれほど重きを置いておらず、酒など趣味嗜好に浪費していて学費が準備できていない etc…
これについては、僕自身本当にいろいろと思うことがあります。ここにその思いを書くのは長すぎるので省きますが、「毎日学校に通えていない」という事象から各家庭それぞれに何かしらの背景があるのだと思いました。

今週もお読みいただき、ありがとうございました！
活動計画書と第2号報告書の作成をしているということは、ケニアに来てもうそろそろ半年が経つということ。
最近、Form1のもう片方のクラスで数学を教えているマダムがよく話しかけてきてくれるようになりました。何気ない会話に始まり、授業の進捗状況の確認を行います。今まではこういうことがなかったし、ここには記せない様々な過去があるので、こうやって進捗状況を共有してくれるのが嬉しいし、少しずつですが前に進んでいるなと思います。
（僕がマダムと何かあったわけではありません！笑）

振り返りにも書きましたが、普段の何気ない挨拶や会話、時間通りに動くなどの積み重ねが少しずつ、先生たちの信頼を得られているのかなと思ったり思わなかったり。
活動場所での僕は「何者でもない」ことを、日々自戒しながら、楽しく活動していきたいと思います！

それではまた来週🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
Tutaonana wiki ijao🇰🇪

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