固定費を下げるだけじゃお金は貯まらない
こんにちは、節約お兄さんです。
実際に相談に乗っているときに一番多いのが、「貯金ができない」問題。
「俺(私)だ、、」と思った方、そう、あなたです。
その問題を解決するための内容になっているので、貯金できない人はぜひ見てみてくださいね。
今からでも遅くはないので、意識として持っていただけると幸いです。
1.貯金できない原因は「パーキンソンの法則」にある
みなさん、「パーキンソンの法則」はご存知でしょうか?
パーキンソンの法則とは、
第一法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第二法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
第一法則に関しては、例えば会議時間を2時間とすると実際1時間で終わる会議の内容でも2時間かけてしまうような行動になるということです。
第二法則については、簡単に言うと「あったら使ってしまう」ということです。
例えば手取りが毎月25万円の方がいたとすると、その方は「25万円の中でどうやりくりをするか」を自然と考えてしまいます。
毎月15万円の方も一緒で、「15万円の中でどうやりくりするか」を考えます。
月々7~8万円でやりくりしていた大学生も、社会人になって月20万円の給料を手にすると水準が上がり貯金ができなくなります。
だから「お小遣い制」があるんでしょうね。
2.固定費を下げる「だけ」では貯金できない
「貯金できない」人にはまず固定費の見直しを勧めているのですが、それだけでは貯金できません。
なぜなら「削減した分も使ってしまう」から。
なので対策としては、
・削減した分は自動的に「使わない口座」に預ける
・流動性の低い金融商品に切り替える
いわゆる「先取り貯金」ですね。
「固定費下がった!やったー!」となるだけでは問題は解決していないので、「固定費を下げる→下がった分を強制的に貯金」することをオススメします。
ちなみに、貯金の目安は手取り額の20%です。
手取り月20万円の方であれば月4万円、月25万円の方であれば月5万円貯金するイメージです。
仮に30歳から65歳まで月5万円貯金すると、
50,000円/月 × 12ヶ月 × 35年 = 21,000,000円
子どもがいる家庭では40~60歳になると支出がかなり大きくなるので月5万円貯金するのは難しくなってきますが、数字だけで見ると「年金2,000万問題」はクリアできます。
3.おわりに
いかがだったでしょうか。
「そんなん知ってる」「当たり前」という感想もあるかもしれませんが、資産形成の上でも基礎中の基礎なので書きました。
「痩せたい」と言ってる人が痩せる行動を取っているかは別問題です。
わかってていても、行動できていなければ意味ないので。
もし貯金できないとお悩みの方は一度ご相談ください。
この記事が実際に行動を起こすきっかけになれば幸いです。
では!!
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