値上げをしてもファンを作れる戦略について息子と考えてみた。
去年からいろんなものが値上げをしている。
私と二男お気に入りのレストランがあるのだが、そちらも若干の値上げをした。
ランチコースが以前は1500円からだったのが、1800円~になったのだが、改装もしているし(建屋が古い)元々が料理に対してかなりリーズナブルな価格だったので致し方ないと思っている。
で、リニューアルして初めてコース料理をいただいたわけだが、前菜のボリュームが増えていた。6品の前菜が出るのだが、もう少し食べたい!と言うくらいの少量のアンティパストなのが若干個々の量が増えていた。
他はいつもと変わらない量とクオリティだったが(逆に増えすぎても食べられないし困る)ちょうどいい増量だったので嬉しかった。
店主に指摘すると
「お値段を上げさせていただいたので、量を増やしてみました」との事だった。
スーパーに並ぶ商品は数量を減らしたり、グラム数を減らしたり、大きさを小さくしたりして値上げがバレないようにコソコソしているところが多い。
チラシに載った際のインパクトがあるからだろうけど、値段は変わらずとも胃袋は量を覚えているのでどうしても満足感が得られない。
コンビニ弁当などは容器の大きさで底上げされていたりもする。
ダイエット的には正解かもしれないが、結局その分お腹が空いておにぎりを買うことになったりするのならそれもまた不満の要因だと思う。
その点満足度を下げずに堂々と値上げをするところに潔さを感じるのだ。
(お店としてのプライドも)
良いお店なのできっとこれからも利用すると思うが、今後ももっとファンが増えたらいいなと思っている。
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