「まん延防止」と言うのなら

いよいよ感染者数、病床使用率が上がり、兵庫県でもまた「まん延防止重点措置」が発令されるかも知れない（19日16時半現在）。

ずっと去年から書いてることだが、兵庫県は10項目しかないチェックリストを民間委託で行い、認証店ステッカーの意味合いも薄い（70項目にも及ぶ県もある）。第六波が来ると想定していたのであれば、認証店の中からふるいにかけて「この店は安心（感染症対策、店とお客の関係性が明確）である」という、本当の意味でのお墨付きに動けなかったのか。そもそも店の規模や形態も違うのに（納税だってそうだ）一律に時短営業、酒類提供禁止というものに違和感がずっとある。受動的に配られたものをもらうのではなく、認定は自ら堂々勝ち取りに行く。そうなれば、コロナ禍リスタートのマチには新しい風が吹く。風通しのいい町、街になる。

とは言えどんなコロナ株でも、人の心を少しずつ蝕んでゆく現状は否めない。今日SNSにコメントをくれた知人に返した僕の言葉は、今の自分に言い聞かせながら、自分の弱さを再確認し、吐露したんだと思う。

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いつも言ってるように、僕は従業員も食材も抱えていない店だから
好き勝手言って、その一念だけで進むことができるんだろうなと。
震災で好きになった神戸の地に後押しされる感覚はチカラになってます。

何をパワーに変えるかはとても大切な部分で、
皆さんの心の壺が満たされないで乾き切ってしまわないよう
その「ヒビ」にアルコールを注ぐ行為も僕のチカラにもなっているのかも。

ただどんな立場でも、最終的には自分の意思だから、人なのか場所なのか
吐露の機会を間違わないようにしないといけませんね。
それに選ばれるのなら、僕の踏み出すチカラになりますよ。

だから、いつもと変わらない当たり前に
店に立てなくなることが辛く怖いんですよ。
僕も小さく弱い人間の一人です。

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京阪神はどうなるのか。

いずれにしても僕の気力の拠り所に、少しでも多く立ちたい。

※19日現時点での政府方針

↓ 過去関連記事

2021年8月11日
「コロナ禍に想う兵庫県下の飲食店現状〜あるメールへの返信」
https://note.com/shiga1048/n/n8e190aea0012
2021年10月7日
「酒場店主の咆哮〜感染防止対策認証から千葉県と比較してわかったこと。」
https://note.com/shiga1048/n/nf204141a00da