私のオーストラリアでのワーキングホリデー【第五章】

どーも！「SHIFTGOOD」のタカハシです。

前回から少し時間が空いてしまいましたね、失礼しました。前回はオーストラリアへの「フライト」について下記のnoteにて書かせてもらいました。

今回の「私のオーストラリアでのワーキングホリデー【第五章】」では、空港に着いてからのことを書かせてもらいます。

飛行時間、約13時間をかけてついにパース国際空港へ着きました。
長かった、長かった。
正直飛行機の中で一睡も出来ないままパースへ着きました。
飛行機の中でも直ぐに寝れる人が羨ましいです。
ほんとダメで、なんてナイーブな性格なんだろう。ほんとｗｗ

パースはやはり外国。オーストラリア。
着いた途端にも匂いが違います。なんでしょう、オーストラリア臭？
決して悪い匂いではないですよ、いい匂いでもないですが、なんでしょう。
何か外国の匂いがします。
雰囲気もやはり違います。

背が高い方が多いので、私の目線も変わってしまいます。
上を向いて歩くことになります。話すほとんど自分より背が高いので、上を見なければいけません。
クビがだるいですね。もう少し背があったらな。。。

オーストラリアのイミグレーションは厳しいと言う噂通り、中々通してもらえません。
オーストラリアは独自の生態系維持のため、かなり諸外国からの持ち込みに厳しいのです。
種とかもちろんダメですし、食べ物でもかなり厳しい。

飴一つ、チョコレート一つ鞄に入っているだけで場合によっては没収。運が悪いと罰金です。
私が日本を発つ前に聞いた話では、桃1ケースを持ち込んだ日本人が、50万円以上払ったそうです。それはゾッとしました。

貯めていたお金が吹っ飛びます。なので事前に調べて怪しそうな物は持っていかないようにしました。
が一つ失敗したことが、それはサプリメントです。
マルチビタミンを持っていた私は、イミグレーションの対応に苦慮しました。完全に怪しまれました。
ですが説明したところ時間はかかりましたが、没収も罰金もなく事なきをえました。

さすがに今のガイドブックには載っているかも知れませんが、当時のガイドブックにはサプリメントのことは載っておらず。確かに袋に入っている見た目も、体内にいれるというサプリメントの特性上事前に気を付けるべきだったなと思います。これは反省です、良い勉強になりました。

そして税関も抜けたところ、そこは異国の地であるオーストラリアでした。
とはいうものの、オーストラリアのパースに着いたのは朝の5時位。
当たり前ですが、外は真っ暗、着いたといっても朝なので人もチラホラでした。
私は元々知っていたホームステイ先の方が迎えに来てくれたので、そのまま朝のオーストラリアの街並みを車で走り当分住む予定のホームステイ先まで行きました。

この迎えに来てくれたのは、ホームステイ先の叔母様の彼氏である
「デービッド」でした。

「Hi、Kenji！！！」

という朝からかなりのハイテンションで迎えられた私は、朝と異国ということもあり負けじと妙なテンションで対応したのを覚えています。
その後このデービッドとは、まるで親子、また友人の様な関係になり、私のオーストラリアライフでは無くてはならない存在となりました。

年はもう60歳近かったので、年齢差は約40歳近く。でも、気も合ってほんと親子のような関係でしたね。
何度かこのnoteで出てくるであろうデービッドですが、先に言っておきます。

私が日本に戻って何度もメールなどでやり取りしていたのですが、その後急に連絡が取れなくなりおかしいなと思っていたこところ、ホームステイ先の叔母様から連絡があり、デービッドは病気で入院したそうです。

確か「パーキンソン病」。

それから程なくして、デービッドは亡くなったとのこと。今から約10年ほど前のことだっと記憶しています。
日本でこの知らせを受けた私は、当時のデービッドとの思い出を振り返りながら、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。

もう泣くしかありませんでした。

人生はまさに、一期一会。だからこそ、今この瞬間がとても大事です。
誰かと離れることになり「バイバイ」するときは、もう2度と会えないかもしれない。そのために、今を大事にしないといけないなと、改めて知った出来事となりました。

日本から最高の愛を込めて、「デービッド、おやすみなさい」

さて、話は戻ります。私は一睡もしていないのもあり、ホームステイ先の人の話を慣れない英語で済ませ、私は自分の部屋のベッドへ向かいました。
正直シャワーくらいは浴びたかったのですが、眠さのほうが強くて、早々に夢の中でした。

これから始まるオーストラリアでの生活をワクワク、そしてドキドキさせて眠りにつきました。
その時はこれから何が起こるのか、全くわかりませんでした。

続く

「SHIFTGOOD」管理者　タカハシケンジ

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