人生で大事なことは全てイチローが教えてくれた

どーも「SHIFTGOOD」のタカハシです。

先日我らが大スターである、イチロー選手が引退されました。

私としてもイチロー選手を生で見たのは、日本で200本安打を達成した年に福岡ドームの試合に行ったときです。その時にこの選手まだ伸びる！って、中学生のガキンチョの私が思ったのを覚えています。

その後大リーグへ挑戦され、MVPやらゴールデングラブ賞、それに歴代の記録を更新していきました。まさに私としても雲の上の人、大スターであることは間違いないです。

たまたま仕事でシアトル行くことがあり、「イチロー選手に会える！」って思ったら遠征中で別の場所で試合をしていて、残念だった記憶もあります。その代りに、シアトルのセーフコフィールドというスタジアム前のイチロー選手の大きな看板の前で「イチローポーズ」で写真を撮ったのが良い思い出ですね。

そこで先日のイチロー選手の引退会見から伝えられた、まさに人生の金言というのをいくつか勝手に拝借しまして、この場を借りてnoteへ書かせて頂きます。

イチロー選手の引退会見から

Q：イチローが貫いたことはなんでしょうか

A：野球のことを愛したことだと思います。

Q：日本に戻ってプレーするという選択肢はなかった？

A：なかった。50歳という表現をしたから、今まで出来た。言葉にすることは目標に近づく一歩です。

Q：これからどうするか

A：じっとしていられないから、動き回っていると思いますよ。ゆっくりしたいとか全然思わないです。多分動き回っています。

Q：イチローの生き様は

A：人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。自分に限界を生みながら、ちょっとそれを超えていく。そうするといつの間にかこんな自分になっていくんだ、となっていく。少しずつの積み重ねが…。それでしか、自分自身を超えていけないのではないかと思います。

一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎてそれは続けられないと、僕は考えているので。地道に進むしかない。進むだけではないですね、後退をしながら。ある時は後退しかしない時もあると思うので。

でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。それが正解とは限らない。間違ったことを続けてしまう場合もあるんですけど、そうやって遠回りしないと本当の自分に出会えない。

それと一弓ですね。我が家の愛犬ですね。芝犬なんですけど、現在17歳と7カ月。今年で18歳になろうかという芝犬なんですけど。さすがにおじいちゃんになって来て毎日フラフラなんですけど、懸命に生きているんですよね。その姿を見ていたらそれは俺頑張らなきゃなって…これはジョークとかではなく。あの懸命に生きる姿。僕が現役を終える時まで一緒に過ごせるとは思っていなかったので、これは大変感慨深いですね。感謝の思いしかないですね。

Q：子供の頃からの夢であるプロ野球選手になるという夢を叶えて、イチローさんは何を得たと思っていらっしゃいますか。

A：成功かどうかわからないですね。どこから成功なのか、僕には判断できない。だから僕は成功という言葉は嫌いなんですけど...メジャーリーグに挑戦するということは、大変な勇気だと思うんですけれど、ここはあえて成功と表現しますけど、成功すると思うからやってみたい。それができないと思うから行かないという判断基準では、後悔をうむだろうなという風に思います。やりたいならやってみればいい。やりたいと思うなら挑戦すればいい。その時にどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんですよね。それで勝ち取ったところで達成感があるかというとそれは微妙だと僕は思うので。基本的にやりたいと思ったことをやるのがいいと思っています。何を得たか...。うーん。まぁこんなものかなぁという感覚ですかね。
勝つのってそんなに難しいことじゃないなって思っていたんですけど、勝利するのは大変なことです。この感覚を得たことは大きいかもしれないですね。

Q：孤独感をずっと感じながらプレーしていたのか

A：現時点では、全くないですね。アメリカに来て、メジャーリーグに来て、外国人になったこと。アメリカでは僕は外国人ですが。このことは...外国人になったことで、人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れてきましたね。この体験というのは...本を読んだり、情報を取ることはできたりしたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。孤独を感じて苦しんだことは、多々ありました。ありましたけど、その体験は、未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと、今は思います。だから、辛いこと、しんどいことから逃げたいと思うのは当然のことなんですけど、でも、エネルギーのある元気な時にそれに立ち向かっていく。そのことは、すごく人として重要なことなんじゃないかなって感じています。

正直言葉重すぎて、それでいて人間臭さに溢れていて、自分なんかがコメントなんて出来ないので追記やらなんやらはしません。

もしお時間ある方いたら、ぜひイチロー選手の引退会見をご覧頂ければ嬉しいです。涙なしでは見れないので、隣にティッシュをスタンバイして御覧ください😁

仰木監督とのエピソードなんて、「クスッ」となるところも必聴です。

イチロー選手、本当これまでありがとうございます！何度勇気や元気をもらったことか。最高のベースボールプレイヤーです。間違いなく。言い換えれば、永遠の野球少年ですね。

「SHIFTGOOD」管理者　タカハシケンジ

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