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みなさんの会社ではどうしてます? リモートで仲間意識を高めるための、ゆるコミュニケーション<SB Matters Vol.18>

こんにちは、シフトブレイン広報の松沢です。

緊急事態宣言が解除されて3ヶ月が過ぎました。しかし未だに全国の感染者数は3ケタで推移していて、この状況はまだまだ長引くことが予想できますね。弊社も3月末からすでに4か月間、完全リモートワークを継続中です。

最近スタッフ達からは「作業に集中できる反面、スタッフ同士のコミュニケーションが少なくなって、息詰まってしまう…」という声が上がってきました。
「働く環境を整える」といった記事はたくさんシェアされている一方で、スタッフの精神衛生や、雑談などの「業務外の余白」に関わる記事は少ないようなので、それについて書いてみようと思います。

雑談は仕事?

ZoomやSlackなどのツールのおかげで、オフィスに集まらなくとも業務を行えるようになりました。人によっては雑談をしないことで集中ができパフォーマンスが上 がるといった声もあがっています 。

一方、今まで特に意識することなくできていた「対面でのコミュニケーション」がなくなってしまったことで、業務外の「余白」の時間が無に。

ランチや打ち合わせの合間で生まれていた雑談が全くなくなってしまったことで、自然にしていた「知識や技術の共有」や、何気ない会話から得ていた「各々の性格や精神状態」がわからなくなっていました。

雑談自体は、ともすると業務の障害になってしまうので、それ自体を推奨するわけではありません。ただ人と人で仕事をしていく以上、効率化だけでない余白の部分も業務のパフォーマンスに大きく影響します。

それゆえ、リモートワーク中であっても、できるだけ会社にいる時と変わらない環境を目指すために「スタッフ間のコミュニケーション」を促せるような取り組みを実験してみることにしました。今回はその中から3つほどご紹介します。


・ ・ ・

1. 月曜の朝礼を、金曜夜の乾杯からはじまる夕会に変更

「今週も頑張ろう!」といいながらも、眠い目をこすりながら参加するスタッフの多かった朝会を、週末前の金曜日にアルコールOKで実施にすることで、「今週も1週間お疲れさま」とねぎらい合える、リラックスした夕会に変更しました。

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毎回スタッフが持ち回りで乾杯の音頭をとり、全員で乾杯することからスタートしますが、その人の個性がでてなかなか面白いです。もはや定番ですが、snapcameraを使って原型を留めてない人もちらほらいて、夕会の内容よりも気になってしまうことも。
毎回みんなの顔を見ては「わぁ久しぶり」なんて思うんですけど、振り返ればほぼ3ヶ月くらいチャット上でしか話していないスタッフもいますね。ちょっとさみしい。



2. Google Meetでオンライン上にランチ部屋、飲み部屋を作成

オンライン上でコミュニケーションができる場を作っちゃおう!ということでGoogleが提供している「Meet」を使って、会社主導でランチ部屋・月末夕会後に飲み部屋を設置。楽に参加できるよう、出入りは自由という決まりにしています。

着ていく場がないので最近買った服を見せ合ったり、スタッフの横に不意に可愛いゲスト(子どもたち)が登場したり、リモート飲みならではの楽しさがあります。

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3. Slack内で、学び・趣味などを投稿する個人チャンネルが立ち上がり&盛り上がり

元々個人チャンネルを持っているスタッフは数人いましたが、リモートワーク体制になったのをきっかけに、個人チャンネルが増えたり、既存の個人チャンネルでのコミュニケーションが活発になる(見てるスタッフが自由にコメントしていって盛り上がったり)という現象が起きました。

このチャンネルの中で交わされてる会話は結構濃密なので、会話している人同士の精神的な距離は、縮まってるんじゃないかなと思うんです。

個人チャンネルは大きく<学び系>と<趣味系>に分かれてます。ちょっとだけ覗いてみましょう。


<学び系>
#times -arisa

デザイナーの宮坂のチャンネル。
彼女が始めたきっかけはただ自分が備忘録として残したいものを書き留める場所がほしかったこと。誰かに見てもらうためにはじめたものではないけど、考えてることを言うことは多くないので、せっかくなら知ってもらえたほうがいいかなと思い、オープンチャンネルにしたのだそう。

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例えばこんな感じで宮坂が気になってるサイトを投稿してたりもするんですが、感度の高い宮坂の簡潔なコメントつきなのでデザインに詳しくない私でも、「ふむふむデザイナー目線ではこうなのね...」と密かに勉強させてもらってるんです。


#nippo -kono
毎日事細かに綴られている、3月入社のデザイナー高野のチャンネル。

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こっそり読んでいる私も、これからの彼女の成長が楽しみ。また、入社早々リモートになってしまったので彼女自身スタッフのことを知れていないと思うのですが、こちらに趣味に関わることも書かれているので、私は少し彼女のことを知った気になっています...早く対面で話せる日がきたら良いのに。


<趣味系>
趣味系はリモートワークが始まってからぽこぽこ生まれるようになりました。

#きょうなにたべた
アドミンの佐藤が作ったチャンネル。
自粛生活で自炊することが増え、自分のごはんにも飽きてきて、みんな家でどんなごはん食べてるのかな?って単純に気になったことと、出社時にしていたどこのランチがおいしい、などといったコミュニケーションが恋しくなり、代わりにこのチャンネルを作ったのだそう。

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「食」って人間なら毎日絶対することなので、きっと盛り上がるコンテンツ。リモートワークでの楽しみがランチっていう人もいるはずです。普段、あまりチャンネルでコメントしないスタッフも、ココだとポツポツ投稿してたりするんですよね。
みんなが食べてるもの知れるのってなんか面白いし、ほのぼのして癒しになっています。あと佐藤のつくるごはんが純粋においしそう!


#todayの1song
PMの柴野がつくったチャンネル。
彼は以前音楽業界にいたこともあり、幅広いジャンルの音楽に精通しているので、オフィスで彼の好きな音楽をオススメしたりしてくれてたんですよね。リモートワークになったことで、彼自身それができなくなったのが寂しくなったのと、在宅中に聴いている音楽でこれ良い!と思ったのを吐ける場所がほしかったんだそう。
結果「いろんな人がいろんな音楽を共有してくれる場になってよかったです」と本人談。

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音楽好きの彼ならではのチャンネルで最初は投稿するのが彼だけだったんですが、だんだんみんな自分の好きな音楽を投稿するようになりましたね。スタッフの意外な音楽の趣味を知れるのもナイス。
私はこのチャンネルで「ベッドルームポップ」というジャンルを知りました。

<番外編>
#random
こちらは元々からある、仕事のことでもプライベートのことでも何でも話してOKなスタッフ全員がいるチャンネル。
リモートワークが始まってからのコロナ対策の情報交換だったり、レジ袋有料化に関する議論、ライフハック、はたまた何気ない天気の話などなど、コロナ前は対面で限られた人としか話さなかったトピックが、オープンに話されることが多くなったように感じています。結構勉強になることも多いんです。

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おわりに

シフトブレインで行っている3つの施策(そのうち1つは自然発生的ですが)をご紹介しました。特に最後のチャンネルは個性の強いシフトブレインのスタッフならではだな、と改めて思いました。

私は広報と総務を兼務しているので、同業のバックオフィスの方とリモートワークとなってからの会社の悩みについて何回かお話したのですが、「コミュニケーション」について悩んでいる方は多かったように感じました。

この特殊な状況下でどんな施策が正解なのかはわからないのですが、会社としてはリモートワークでもスタッフが身体的にも、精神的にも、健康を保てるような体制を他社の例も参考にしつつ、臨機応変につくり、乗り切っていけたらいいなあと思っています。

そして、こんな雰囲気のシフトブレインでは、広報と営業のサポートをしてくれる「松田さん」を探しています!

ゆくゆくはこのSB Mattersも一緒に書いていけたらな〜と考えています。
我こそは、という方は是非!


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