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見直したい!オンラインコミュニケーション5つのコツ


はじめに

こんにちは!株式会社SHIFT(以下SHIFT)の能力開発部で、コミュニケーション&リーダーシップ教育を担当している岡田洋輔(ようさん)です!

オンラインコミュニケーションの機会が増えている中、以下のような悩みを聞くことが増えてきました。

「コミュニケーションがやりにくい」
「自分の意思がうまく伝わらない」
「相手の反応が読めない」

もしかしたらあなたも同じようなことを感じたことはあるかもしれませんね。

このまま伝えたいことがうまく伝わらず、相手が何を思っているのかが分からない状態が続くと、何が起こると思いますか?

プロジェクトが停滞したり、チーム内の雰囲気が悪くなったりする可能性が高まります。それによって、生産性が低下したり、メンバー間での関係性がギクシャクしたり… そのような状態が、ビジネスの成果にも影響を与えることは想像できますよね。

このような結果は、誰も望んでいないはずです。できれば、スムーズなやりとりを通じて、良い雰囲気の中で、気持ち良く仕事をすることで、良い成果を生んでいきたいですよね。

だからこそ、オンラインコミュニケーションの質を向上させることは、絶対に避けては通れない課題なのですが、その難しさに行き詰まりを感じている人が増えてきています。

でも大丈夫です!

実は、オンラインコミュニケーションも、いわゆる普通のコミュニケーションと本質的な部分で違いはありません。そして、この問題を解決するためのポイントは意外とシンプルで、誰でも、今日から実践できるものもあります。

もうすでに知っていることばかりだと思うので、ぜひここでもう一度見直すことで、実践しているかの確認をしてみてくださいね。

見直したい!オンラインコミュニケーション5つのコツ

今回見ていく5つのコツは、これは大人数とのプロジェクトの会議にも、1on1のような個人との対話の場面にも当てはまるものなので、オンラインでコミュニケーションをとる機会のある人にとっては、マストで押さえておきたいものになります。

1.明確な目的を持ってコミュニケーションを始める

旅行に行くとき、目的地を決めずに出発する人はいませんよね?コミュニケーションも同じです。一歩を踏み出す前に、目的地を知ることは基本中の基本。

伝えたいことの目的を明確にしてからコミュニケーションを開始することで、相手との認識のズレを防ぐことができ、こちらが何を伝えようとするのかの指標を示すことができます

例えば、あるプロジェクトのミーティングで「今日の目的は次のフェーズのタスクを確定すること」と最初に伝えることで、メンバー全員が同じ方向に向かって議論を進めることができますよね。


2.グラウンドルールを設定する

会話の質を保つためには「グラウンドルール」を設定にすることが有効です。これは、事前に相手に期待する行動や態度を共有しておくことで、会話がスムーズに進行する土壌を作ります

実際に、明確なルールがあると、相手はその範囲内で自由に意見を共有しやすく、また、何を基準として会話を進めるべきかがわかり、有意義な会話を促進することに繋がります。

例として以下のようなグラウンドルールを考えることができます:

「インターアクティブな対話をしたいので、どんな小さな意見や疑問も気軽にシェアしてください。」
「マイクはオンのままでいつでも喋れるようにしましょう」
「カメラをオンにして、お互いの顔が見えるようにしましょう」

このようなルールを設けることで、コミュニケーションの品質を一層向上させることができます。

※おまけ
大人数での会議ではファシリテーターがグラウンドルールを設定することが多いですが、対個人での対話の場面でも設定するとより有意義な会話を助長してくれますよ(フォーマルなものでなくて良いので)。


3.非言語コミュニケーションを意識する

オンラインでも、あなたの非言語コミュニケーション(表情、目線、姿勢、声のトーン、話すスピードなど)はしっかりと相手に伝わっています。そして、あなたの非言語コミュニケーションは、あなたが思っているより多くの情報を相手に伝えています。

相手も然りです。相手の非言語コミュニケーションの中に、相手がどのような気持ちで会話に臨んでいるかのヒントがたくさん隠れています。

言葉だけでは伝わらない情報を意識的に使うことで、自分をより正確に理解してもらい、相手をより正確に理解することに繋がり、相手との信頼関係を築く手助けとなります

※おまけ
自分のリアクションを画面上で見てみてください。自分の中ではしっかりリアクションしているつもりでも、意外と小さく、相手に伝わっていない場合があります。通常の1.5倍くらいのリアクションを心掛けることをオススメします。


4.フィードバックを頻繁にとる

伝えたいことが相手に伝わったかを確認するのは、非常に大切なステップです。ここでの小さな確認が、大きな誤解を防ぐことに繋がります。

その際、内容的理解の確認はもちろん、相手がどう感じているかなど、気持ちの面でも確認することで、相手をより深く知ることができます


5.資料やツールを活用する

情報の伝達方法は一つではありません。視覚的なサポートは、特にややこしい内容を伝える際には欠かせないツールになります。

視覚的コミュニケーションを支えるツールは、オンラインだからこそ使いやすいものでもあります。状況に応じて、情報を伝える手段や方法を多角的に考え、使い分けてみることをオススメします

おわりに

オンラインでのコミュニケーションには確かに独自のハードルが存在しますが、上述した5つのコツを活用すれば、そのハードルを乗り越える手助けとなってくれます。

ビジネスの成果やプロジェクトの進行、そして人間関係において、スムーズなコミュニケーションは欠かせません。次回のオンラインミーティングの際、これらのポイントを意識してみてはいかがでしょうか。

きっとコミュニケーションの質が大きく変わることに気づけるはずです。

心地よいコミュニケーションを通じて、自分自身のスキルや人間性の成長を楽しんでいただけたら幸いです。

今回の内容が何かのお役に立てると嬉しいです。では、また次回お会いしましょう!

P.S.

今回のアプローチはあくまでもひとつのアプローチとしてご紹介させていただきました。

「他のアプローチも知りたい」という方はコメント欄に入れてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

ひとりでも多くの方にこの情報をお届けするために、
あなたの「スキ」が力になります。


執筆者プロフィール:岡田 洋輔(ようさん)
現在急成長中、可能性に溢れるSHIFTの能力開発部でIT業界にとどまらない『人間力』にフォーカスしたコミュニケーション/リーダーシップ教育を担当。Made in SHIFTの知識が世界のスタンダードとなるように、日々邁進中。モットーは「コミュニケーションを通じて、人生にポジティブなインパクトを」。

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