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標準化に重きを置いたQAの進め方~導入舞台裏編 STEP3~

はじめに

こんにちは。株式会社SHIFTのエンターテインメントサービス部の大和田です。主にゲーム開発のテスト(QA)のプロジェクトマネージャーをしております。

これまでの記事

前回の記事
標準化導入しよう!STEP1:目的意識の擦り合わせ
標準化導入しよう!STEP2:導入トライアル

いよいよ「標準化導入しよう!」も最終章です!
導入したあとに気を付けること、その後も意識しておくことについて説明していきます。

■標準化導入しよう!STEP3:そして導入へ

導入トライアルを一通り回し、いよいよ本格的な導入となりました。
ここまで来たら一安心・・・ではあるのですが、手放しで喜ぶのは少しばかり早計です。厳しい言い方かもしれませんがこれはまだ対処療法です。
ここから日々の作業を行っていく中でまた課題が出てくるでしょう、
そうしたらそれをまた改善していき、日々日々アップデートする必要があります。
それはラーメン作りの修行だって同じなのです。師匠の味、元祖の味、本家の味ももちろん大切ですが、いずれは自らのオリジナルを作り出すのです。そのためにもこの標準化された味をルーチンするのではなく、探求心を持って励むことが大切です!

おっと、ラーメンだけに少し熱くなりすぎましたね!

大切なのは
「何のために標準化を行ったのか」
「理想とする姿は何なのか」
ということを常に意識してそこに向かう努力を怠らないことですね。
「目的意識の擦り合わせ」「導入トライアル」も目的を達成するための手段です。
何をどうすれば理想に近づけるのか?を考えて、そこから見えた必要な行動を一つずつ対応していくことが大切です。
ラーメン作りだって、ゲーム開発QAだってそれは同じです。
目指したかったものを見失うと形骸化したり、廃れたりしてしまうものです。

今回はSTEP1~STEP3に渡って導入時の課題や意識することを現場目線で説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
今回説明に出した例や注意点は必ずしも標準化に限ったことではないものばかりです。

「絶対にこうでなければいけない!」ということはありませんが、柔軟に「自分の置かれている環境だったらどうなるかな?」と考えてみてください。

少しでも読んでいただいた皆さんの参考になれば幸いです。

※画像はすべてフリー写真素材ぱくたそ


執筆者プロフィール:大和田 龍
インターネットプロバイダーでのCSオペレーター時代にはクレーム処理担当、大手通信機器事業者ではネットワーク機器のテストエンジニアPL経験を経て、2018年にSHIFTへ入社。
SHIFTではモバイルゲームアプリのテスト実行管理や業務改善提案に従事。主に標準化や仕組化に注力する日々を送っている。
好きな食べ物:らーめん、焼肉
趣味:映画鑑賞、散歩、グルメ
自慢:某格闘ゲームで全国大会出場経験あり

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