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標準化に重きを置いたQAの進め方~導入舞台裏編 STEP1~

はじめに

こんにちは。株式会社SHIFTのエンターテインメントサービス部の大和田です。主にゲーム開発のテスト(QA)のプロジェクトマネージャーをしております。

これまでの記事で

ということについて説明してきました。
さて、ここまでを読んでいただいて
「オッケー、標準化について理解が深まった。実際にやってみたい!」
と思って動き始めようとした方もいるかもしれませんね。(自惚れ)
ですが、いざやってみようと思った時に自分の業務や環境にどうやって導入していけばいいのか?そんな疑問や課題が出てきます。

「標準化が大切で、良いことなのはわかったけど、どうやって進めればいいのよ?」

今回も「標準化とは」の時のラーメン店「らーめん標準家」を舞台に
標準化導入について、どうやって導入、適用していくかについてより現場の目線でお話していこうと思います。

前段として課題編~導入編でマニュアル作成まで終えたあたりを想定して話します。

標準化とは?
登場人物
大将、弟子3人、オオワダ(アドバイザー)

今回は以下の3ステップに分けて説明していきます。
■標準化導入しよう!STEP1:目的意識の擦り合わせ
標準化導入しよう!STEP2:導入トライアル
標準化導入しよう!STEP3:そして導入へ

■標準化導入しよう!STEP1:目的意識の擦り合わせ

課題を洗い出し、それに合わせたマニュアルや作業フローまで整えた頃の話。
いざこれから導入していくにはどうしたらよいのだろうか?

ここまで標準化できていないことを課題と感じて、改善したいと思っていたのは大将さんだけだった。3人のお弟子さんたちはどう思っていたのだろうか?
ここも見逃してはいけない重要なポイントだ。

これからマニュアルや作業フローを実運用していくのはこのお弟子さんたちなのだから。

標準化する際に忘れてはいけないこと

  • なぜ標準化が必要なのかという目的

  • 実際に運用するメンバーとの共通認識

標準化導入の目的をメンバー間で共通認識として持っておくことが最も重要なこと。

これが疎かになってしまうと、折角のマニュアルや作業フローも使われず形骸化してしまうことになる。

そうとなれば、まずは3人のお弟子さんたちへの今回の目的と標準化内容の説明だ!

「大将!一度お弟子さんたちも含めて話し合いましょう!」
「あいよー!」

〇やっておくとよいタスク

●目標の説明

  • なぜ標準化を導入するのか?(明文化、可視化)

  • 標準化を導入して改善したいこと

  • 標準化導入後のビジョンについて

もちろん課題出し、マニュアル作成などを行う前に
全体の目的意識を擦り合わせしておく方が標準化がスムーズに進みます。

今回はここまで。
次は ■標準化導入しよう!STEP2:導入トライアル
で説明していきましょう!

※画像はすべてフリー写真素材ぱくたそ


執筆者プロフィール:大和田 龍
インターネットプロバイダーでのCSオペレーター時代にはクレーム処理担当、大手通信機器事業者ではネットワーク機器のテストエンジニアPL経験を経て、2018年にSHIFTへ入社。
SHIFTではモバイルゲームアプリのテスト実行管理や業務改善提案に従事。主に標準化や仕組化に注力する日々を送っている。
好きな食べ物:らーめん、焼肉
趣味:映画鑑賞、散歩、グルメ
自慢:某格闘ゲームで全国大会出場経験あり

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