詩「あわいの空」
指の先には一番星
空はまだ夕暮れ
まだ闇につつまれてはいない
あわいの時間
太陽はもう山の向こう
あとは押し寄せる闇
けれどいま空は
昼の匂いをのこしている
その隙間に
すべり込んでみたら
もしかしたら
そんなことをふと
思ってみてしまうのも
あわいの色の魔力
夜がやってくる
***
ひらがなで書くと何だか判りづらい気がしますが、「あわい」は「間」です。
ギャラリーより、いまいずみゆき様の素敵なお写真をお借りしました。どうもありがとうございました。
時間があまり取れなくなって、中々お伺いできない&ストックが尽きていきます……
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