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ブランクが長いので思うように書ける気がしませんが、時々詩を綴ります。
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#詩

【置きポエム 参加】詩「涙星」

お立ち寄り頂きありがとうございます。 おはようよねちゃんさんの #置きポエム に参加させて頂…

佐竹紫円
7か月前
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詩「夏の太陽」

じりじり ぎらぎら 夏の陽射しは強い 何もかも灼き尽くす 白いひかりが満ちる じりじり ぎ…

佐竹紫円
11か月前
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詩「雨の夜」

雨音を聴きながら 机に突っ伏して 取り返しのつかないミスに 打ちひしがれる 責任が追い掛け…

佐竹紫円
1年前
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詩「星になる」

ひとはやがて星になると きいたのはいつだったか あの夜見上げた空の こぼれ落ちそうな星たち …

佐竹紫円
1年前
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詩「奇跡」

今日もまた おはようが言えるのは奇跡 眠りから覚めたこと 夜の時間を越えたこと 昨日はさ ち…

佐竹紫円
1年前
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詩「ことばの花」

ことばのタネをまく お水をやって肥料もあげて 何かが芽生えてくるのを待つ 小さな芽が出て ぐ…

佐竹紫円
1年前
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詩「白馬のアリア」

ぼくの白馬はうたうんだ 空まで届く高い声 辺りにひびき渡らせて 澄んだアリアをうたうんだ ぼくの白馬はうたうんだ 湖面に反射するような ひかりをまとった歌声で 心と心をつなぐんだ ぼくの白馬も永遠の いのちは持っていないから やがて眠りにつくときに そのたましいは旅に出る つばさを持ったたましいは 遠くとおくへ飛んでゆく 澄んだアリアは空をぬけ ひとつの星になるだろう 星はそこからうたうだろう *** 先日「うたの日」のオープン3333日目の回文の日に投稿した短歌

詩「あわいの空」

指の先には一番星 空はまだ夕暮れ まだ闇につつまれてはいない あわいの時間 太陽はもう山の…

佐竹紫円
1年前
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詩「もやもや」

もやもや もやもや 心の中でうずを巻くきもち まだ輪郭が見えなくて これには何て名前つけた…

佐竹紫円
1年前
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詩「おひさま」

心にぽかぽかと陽だまり つくってくれる太陽は あなたがくれるそのことば わたしのこころを暖…

佐竹紫円
1年前
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詩「3 p.m.」

濃いめのコーヒーにミルクを注ぐ ゆらゆらととけてゆく白に わたしの迷いもひそんでいるか 色…

佐竹紫円
1年前
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詩「くらがりの中」

ふっと芽を出す不安感 今までゆっくりしてたのに 芽生えたからにはすくすくと 育ってしまう不…

佐竹紫円
1年前
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詩「水色の夢」

水色の夢をみている 淡くもやのかかったような 浅い眠りの縁にいて きらめく星を聴いている …

佐竹紫円
1年前
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詩「夜明けの雫」

凍てつく夜空に瞬く星に誘われ 僕はひとりで旅に出る あの日流しそびれた涙と ひとかけらの後悔を連れて 星を辿って着いたのは あの日の僕が入り込んだ 暗くて冷たい迷路の隙間 伝えたかったことがあるんだ 独りで凍えたあの日の僕に 涙を堪えて震えた僕に 今なら言える魔法の言葉 きっと心に灯をともし 孤独を融かしてゆくだろう ひとかけらの後悔は 星たちの祝福を受けて 朝陽にきらめく希望に変わる あの日の涙も光にとけて いつかどこかで輝くように *** 俳句を始める前日(2