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詩「雨の夜」

雨音を聴きながら
机に突っ伏して
取り返しのつかないミスに
打ちひしがれる

責任が追い掛けてきて
でも そんなの
わたしひとりのミスで
全部駄目になるなんて
そもそものシステムの欠陥

なんて

言い訳は尽きない
言い訳に過ぎない
雨は止まない


***

少し前にTwitterの「さみしい夜の句会」に参加したものです。何のひねりもないタイトルを付けました。
失敗は引き摺るタイプの完璧主義者なので、何かミスをすると延々と落ち込みます。ちなみにこの詩は過去のことを思いつつ書いたので、最近落ち込んだわけではないです。

写真はネットプリントの背景に使いたいと思って撮ったのですが、結局イラストらしきものを採用したのでボツになり、ここに使ってみました。かつての我が家の庭の様子で、先日舗装したので、この場所はコンクリートの下です。

いただいたご支援は、心の糧とさせて頂きます。