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ブランクが長いので思うように書ける気がしませんが、時々詩を綴ります。
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記事一覧

歌詞「Long Goodbye ~The last winter~」

神様が見せてくれた私の大切なひとは  今日もどこかで笑ってた あの穏やかな顔で これでお別…

佐竹紫円
5か月前
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【置きポエム 参加】詩「涙星」

お立ち寄り頂きありがとうございます。 おはようよねちゃんさんの #置きポエム に参加させて頂…

佐竹紫円
6か月前
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詩「夏の太陽」

じりじり ぎらぎら 夏の陽射しは強い 何もかも灼き尽くす 白いひかりが満ちる じりじり ぎ…

佐竹紫円
10か月前
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詩「雨の夜」

雨音を聴きながら 机に突っ伏して 取り返しのつかないミスに 打ちひしがれる 責任が追い掛け…

佐竹紫円
11か月前
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詩「星になる」

ひとはやがて星になると きいたのはいつだったか あの夜見上げた空の こぼれ落ちそうな星たち …

佐竹紫円
11か月前
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詩「奇跡」

今日もまた おはようが言えるのは奇跡 眠りから覚めたこと 夜の時間を越えたこと 昨日はさ ち…

佐竹紫円
11か月前
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詩「ことばの花」

ことばのタネをまく お水をやって肥料もあげて 何かが芽生えてくるのを待つ 小さな芽が出て ぐんぐん育っていくといい きれいな花が咲くといい ことばのタネは 芽が出ないこともある お水と肥料が 多すぎたのかもしれないし 足りなかったのかもしれない ひかりが当たらなかったかも 途中でしおれてしまうことも 虫に食べられてしまうことも 意外とよくあること あなたにことばが届いたら それはきっと大きな奇跡 きれいな花を見てほしい やさしいことばを届けたい 祈りをこめて 今日もこと

雨の時期になったこと

お立ち寄り頂きありがとうございます。 例年より早めの梅雨入りと、気になる台風の接近と、そ…

佐竹紫円
1年前
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詩「白馬のアリア」

ぼくの白馬はうたうんだ 空まで届く高い声 辺りにひびき渡らせて 澄んだアリアをうたうんだ …

佐竹紫円
1年前
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詩「あわいの空」

指の先には一番星 空はまだ夕暮れ まだ闇につつまれてはいない あわいの時間 太陽はもう山の…

佐竹紫円
1年前
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詩「もやもや」

もやもや もやもや 心の中でうずを巻くきもち まだ輪郭が見えなくて これには何て名前つけた…

佐竹紫円
1年前
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詩「おひさま」

心にぽかぽかと陽だまり つくってくれる太陽は あなたがくれるそのことば わたしのこころを暖…

佐竹紫円
1年前
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詩「3 p.m.」

濃いめのコーヒーにミルクを注ぐ ゆらゆらととけてゆく白に わたしの迷いもひそんでいるか 色…

佐竹紫円
1年前
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詩「くらがりの中」

ふっと芽を出す不安感 今までゆっくりしてたのに 芽生えたからにはすくすくと 育ってしまう不安感 気にするな、気にするな 必死に言い聞かせるけれど ふとした寂しさ栄養に ぐんぐん育つ不安感 不安の大樹が広がって 光は遮られてしまう こんなはずはなかったのに 後ろを振り返ってしまう 気付けば踏み出す崖のふち 必死で足を引き戻す 不安の枝を振り払い ぎゅっと握る手に力を 不安の波はやがて去る それまでもう少しの我慢 大丈夫、大丈夫 目を閉じそっと囁いて 射し込む光をじっと