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雨の時期になったこと

お立ち寄り頂きありがとうございます。
例年より早めの梅雨入りと、気になる台風の接近と、そんなニュースに少しずつ気分が重くなる今日この頃です。

私が住んでいる地域は、よく台風が通る地域でした。でした、と過去形なのは、ここ数年の気候の変化の関係なのか、直撃するような台風が減っているためです。油断はすべきではありませんが、何となく傾向が変わっているような肌感覚があります。変わらず備えは続けます。

台風が近付くと、家の周りを点検して、雨戸もしっかり閉めて、ドキドキしながら過ごしたものでした。まだ自然の脅威に鈍感だった子供の頃は、台風のざわざわした感じに非日常を感じたためか、どこかわくわくした思いもありました。子供部屋の雨戸をこっそり開けて、隣の家の木が、強風に耐えてざわざわと音を立てて揺れるのを、目を輝かせて眺めたりもしていました。雨の叩きつける音も、今のように怖いとは感じていなかったように思います。

大人になって、台風によってもたらされる被害なども理解したり、ここ数年のように豪雨災害が顕著になっていることを実感したりすようになったこともあり、あの頃のわくわくしたような気持ちはもうありません。何事もなく過ぎ去ってくれることを祈るばかりです。「恵みの雨」と呼ぶ範囲内でお願いしたいものです。

それと、大きな変化が体調面です。年齢を重ねていっていることも関係があるのでしょうか、気圧の変化にものすごく弱くなりました。
五年ほど前、大型台風が接近した時なのですが、その日は一日、体が床に押し付けられているかのように起き上がれず、気分が悪くてだるくて、とにかく動けませんでした。今になって思えば、低気圧にやられた、ということのような気がします。それから台風がかすめる度に、体調を崩すようになりました。
台風ではなく単なる大雨の日だとか、冬のいわゆる「爆弾低気圧」が言われる日だとか、そんな日も良くないです。面白いほどに――と言いますか最早笑えないほどに、体調を崩します。
耳を引っ張ってぐるぐるするマッサージだとか、そういうのを調べて実践してみるのですが、なかなか効果が現れません。元々、自律神経や三半規管が弱いので、それも関係しているのかもしれません。

週間予報を見ると、全部に傘のマークがついていて、ああ、梅雨だなぁ、とどんよりします。
せめて、豪雨などで大きな被害が出ませんように。……近所の崖も崩れませんように。

今年はこれまでと状況が変わり、介護のこともあるので、なるべくダウンしたくありません。これまでは、大雨や台風が近付くと父と一緒にしていた備えも、私の役目になります。気を引き締めなくてはです。……ちょっぴり寂しいです。建付けの悪い雨戸を、コツを心得ている父がいつもしっかり閉めてくれていたのでした。そんな姿を見ることは、もうないのですね。当たり前に感じることは、いつまでも当たり前ではあり得ないのでした。

ともかく、色々な面での被害を最小限にとどめなくてはいけません。
なるべく、ストレッチなどで少し体を動かすなどして、ダウンしないように気を付けたいと思います。

台風を前にした徒然でした。
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