見出し画像

詩「星になる」

ひとはやがて星になると
きいたのはいつだったか
あの夜見上げた空の
こぼれ落ちそうな星たち

それだけのいのちが
旅立ったのかと
それはきっととてもかなしくて
それだけの数が
きらきらとひかっていて

あの夜知った
つよい光があって

いつか星になる
それは救いなのかもしれない

蒼いこころで思う
大人になったわたし


***

随分前に書いて、何となく公開のタイミングを逃していたものです。伯母が旅立った頃に書いたと思います。

素敵な星空のイラストは、ギャラリーより→☆様の作品をお借りしました。
どうもありがとうございました。

いただいたご支援は、心の糧とさせて頂きます。