詩「水色の夢」
水色の夢をみている
淡くもやのかかったような
浅い眠りの縁にいて
きらめく星を聴いている
遠くで囁く声がする
薄い膜の向こう側で
眠りはそろそろ醒めそうで
なつかしい音に触れている
光はうっすらやさしくて
さざ波のように打ち寄せる
人差し指を伸ばしたら
ほのかな熱をもっていた
水色の夢から醒める
世界は今日も眩しくて
見上げる壁は高いけど
きめた心と一歩ずつ
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ネットプリントの背景にするためにぼやぼやと描いた絵(のような何か)から詩を書いてみました。
眠れない夜中に投稿しています、日が昇ったら、今日が素敵な一日になりますように。
いただいたご支援は、心の糧とさせて頂きます。