「不安や恐怖を味方につけろ」という話
こんばんは。
毎度おなじみ、ごく一般的な20代の社会不適合者です。
今回は、「不安や恐怖を味方につけろ」というお話をしてみます。
不安や恐怖が強い気質の方であったり、行動力がなく、フットワークが重いと感じている方にぜひ読んでいただきたい内容です。
不安や恐怖は敵ではないという考え方
不安や恐怖と聞くと、ネガティブなイメージが多いですよね。なおかつ、それらを取り除く方法ばかり模索しがちです。
ネット上での記事でも、不安や恐怖をどう克服するか、といったことにフォーカスされがちな印象があります。
しかし、私は思うのです。
不安や恐怖は、場合によっては味方になってくれるのでは?
ということです。
不安や恐怖という感情のメリットには、次のようなものがあると思います。
不安や恐怖があるからこそ、物事に備えられる
予め危機を想定し、リスクを回避する選択ができる
物事に対して慎重になれる
する必要のない失敗をしなくて済む
デメリットとしては、やはり行動しにくくなることでしょうか。
これについても、私には思うところがあります。
とにかく行動してひたすらトライandエラーを繰り返すのに向いている人と、よく考えてから行動するのに向いている人の、2パターンあるのではないか?
ということです。この場合、私は後者です。
いわゆる成功者と呼ばれる人は言います。「とにかく行動しろ」と。そういったやり方が向いている気質の人は、そもそも不安や恐怖を感じにくいのかもしれません。
ですが、不安や恐怖を感じやすい人が、無理やりその行動指針を取り入れようとしてしまうと、かえって行動できなくなる気がします。
何か新しいことを始めるとき、不安や恐怖はつきものです。もしあなたが不安や恐怖を感じやすい気質であるならば、その前に色々なことに備えてみましょう。
大事なのは、いつか行動すればいいということです。「思いついたら即行動!」なんてことは誰にでもできることじゃありません。
加えて、思い立ってから行動するまでのリアルタイム性は、大して重要ではないはずです。
やみくもに行動してトライandエラーを繰り返すより、予習したりどのようなリスクがあるのかを想定し、ある程度方向性を固めてから行動しても、そこまで遅れは取らないと思います。
そして、ここからが本番です。
不安や恐怖を抱えながらでも、人は行動できるのです。
何か行動を起こしたとき、新しい刺激を受けたりガラッと変わる環境などによって、とにかく色々な不安や恐怖を抱えることになると思います。
ですが、それはチャンスです。
他の人が気づかないような問題点やリスクに気づく可能性がある、ということです。
不安や恐怖は、そういったことに気づかせてくれる1つのサインです。十二分に活用しましょう。
かくいう私もあまり行動的ではない性格ですが、"不安や恐怖を味方につける"という考え方を身につけてから、少しずつ変わりつつあります。
不安や恐怖は、ときに克服すべき対象ではなくなることもあります。むしろ不安や恐怖を味方につけて行動しましょう。いつか、あなたの身を守ってくれます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
よい1日を。
蛇足。
この記事を書いているときも、「記事の内容に鋭いツッコミを入れられたらどうしよう」なんて不安を抱えていたりもしました。そのため、記事の内容を一度最後まで書き上げたあとに推敲し、裏付けとなりうるデータを調べてみたり、「本当にこれでいいのか?」という自問自答を繰り広げていました。まだまだブログの執筆には自信がありませんが、今後も色々なことを書きながらスキルを高めていきたいと思います。私という人間がこの世に存在することを、誰かが覚えてくれたらいいな。
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