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noteのIDを変更してしまうとGoogle検索結果から記事が消えてしまいますのでオススメできません

こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。

本日はちょっとした注意喚起をさせていただきたいのですが、この記事を書こうと思ったきっかけは、ときどきご厚意で「しちゃおじ」をご紹介していただいている「よしとも 公認会計士×ベンチャー経理責任者×馬主を目指してます!」さんの以下記事になります(よしともさん、いつも「しちゃおじ」の記事のご紹介ありがとうございます!)。

上記よしともさんの記事を一読してみていただきたいのですが、ここでの大事なポイントとして、以下のようなことが書かれています。

① フォロワーが伸びている一方、ビュー数が伸び悩んだ。
② 全期間ビュー数1位の{サインアップボーナスとは?}の記事が、検索キーワード “サインアップボーナス” にてGoogle検索結果の1位から消えてしまった。

上記②の「Google検索結果の1位から記事が消えてしまった」という点に関しましては、noteの記事でSEOを考えている方にとっては大変に気になりますよね?

「しちゃおじ」は、この記事を読んだ直後に上記の原因がわかりまして、コメント欄にて以下の書き込みをさせていただいております。

よしともさんの記事へのコメント

上記スクリーンショットをご覧いただいた通り、Google検索結果から記事が消えてしまい「ビュー」が伸び悩んだ原因としては、よしともさんがnoteのIDを変更されたからですね!

なぜなら、noteのIDというのは(システム的に)そのままクリエイターページURLに紐付いているからです。

例)「しちゃおじ」の場合
・note ID → shichaoji
・クリエイターページURL → https://note.com/shichaoji

上記の通りでして、note IDがそのままnote.comドメイン直下のディレクトリ名(つまり、クリエイターページURL)となる仕様です。

ですので、このnote IDを変更してしまうとクリエイターページURLも新しいIDの文字列に自動的に変更になってしまいますので、それはつまり、過去にnoteに投稿してきた全ての記事のURLが、まったく新しいIDの文字列に変わってしまうことを意味しています。

このようにしてURLが変わってしまうと、Googleのクローラー的には『記事をクローリングしにいったら記事がすっかり消えてしまった!』状態になっています。

記事がすっかり消えてなくなってしまっているわけですから、Googleのクローラーがキャッシュすることもできずに、やがてGoogleインデックスからあなたの記事が削除されると共に、当然のようにGoogleの検索結果からも次々と記事が消えていきます。

なお、note.com内の「埋め込みリンク」につきましては、noteのIDを変更したと同時に新しいURLに自動的に置き換わりますが、例えばクリエイターが手動でリンクURLを設定している場合は、もちろん置き換わらないのでリンク切れになってしまいます。

ちなみに、先ほどご紹介させていただいた記事の、以下スクリーンショットのテキストリンク2つもリンク切れになっています(2022年8月26日現在)。

よしともさんの記事のリンク切れテキスト

『よしともさん!古いURLから新しいURLにリンクを修正された方が良いですよ!』

また、note.com外からのリンクにつきましても同様で、ホームページやブログ等からリンクを貼っていただいているウェブマスターの方に、古いURLから新しいURLへとリンクの貼り替えをしていただかないとリンク切れのままとなります。

昔で言うところの相互リンク先の管理人さまへ『大変お手数なのですが、URLを変更しましたので新しいURLへと差し替えていただけますか?』のメールが必要な状態ですね!

で、本来であればこういったURLの変更をする際には「301リダイレクト」を設定するのですが、noteのような無料サービスにてユーザー側で「301リダイレクト」を設定することはできませんので、今回のようにnoteのIDを変更した場合は、新しいURLにて全ての記事がGoogleに再度キャッシュされるのを待つしかありません。

なお、2022年8月26日現在においては、“サインアップボーナス” の検索キーワードにてGoogle検索結果によしともさんの新しいURLの記事が戻ってきてはおりませんが、「しちゃおじ」の予想としては、(コメント欄に書いた通り)元の位置に戻るか、微妙にランキングを落とした位置で復活するのでは?と考えています。

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よしともさんのストーカーではありません

今回、よしともさんがnoteのIDを変更したのは、2022年8月7日だと記録しているのですが、なぜ「しちゃおじ」がよしともさんご本人よりも詳細を把握しているかと言うと、よしともさんの別記事のGoogle検索順位を、たまたまウォッチし続けていたからです。

先日に、{誰も知らない!誰もやっていない!【しちゃおじ式】noteハッシュタグ自在コントロールSEO}の記事をやっと書きあげたのですが、ハッシュタグの(ちょめちょめ)によるSEOテストを行っていた記事のひとつとして、{誰も言わないnoteでの相互フォローの弊害(デメリット)についてマーケター視点で解説します}がありました。

実は、この記事とよしともさんの{noteで相互フォローするデメリットを考える}の記事が “note 相互フォロー デメリット” の検索キーワードにて、長期間に渡りGoogle検索結果の1位と2位をいい感じで争っていましたので、「しちゃおじ」の記事に設定しているハッシュタグを(ちょめちょめ)することによる検索順位の変化をずっと確認していたのです。

例えば、2022年5月14日の “note 相互フォロー デメリット” での検索キーワードでは、以下スクリーンショットをご覧いただいた通り、よしともさんの記事が検索結果の1位に表示、「しちゃおじ」の記事が検索結果の2位に表示されています。

2022.5.14の”note 相互フォロー デメリット”の検索結果

上記の状態から「しちゃおじ」がハッシュタグを(ちょめちょめ)した後の、2022年5月30日の検索結果が、以下のスクリーンショットになります。

2022.5.30の”note 相互フォロー デメリット”の検索結果

上記スクリーンショットをご覧いただいた通り、「しちゃおじ」の記事が検索結果の1位に表示されています。

この時点で、よしともさんの記事がなぜか検索結果から消えてしまっていたので、よしともさんの記事の「キャッシュ日」を確認してみたのが、以下のスクリーンショットになります。

Googleインデックス削除の表示

上記ような表示は、(基本的には)よしともさんの記事がGoogleインデックスから削除されてしまったことを意味していますが、実はこれもよしともさんが記事に設定していたハッシュタグの影響によるものです。

「キャッシュ日」を確認する方法につきましては、{Googleで検索してもnoteの記事が出てこないのですが? - クローズドコンサルQ&A【001】}の記事を参考にしてください。

続けます。

以下のスクリーンショットは、2022年6月21日のものです。

2022.6.21の”note 相互フォロー デメリット”の検索結果

上記スクリーンショットをご覧いただいた通り、「しちゃおじ」の記事が検索結果の1位に表示、よしともさんの記事が検索結果の2位に表示されています。

Googleインデックスから一旦は削除されてしまっていたよしともさんの記事が、1ヶ月足らずで検索結果に戻ってきていますが、これはよしともさんが新規に投稿された記事から、この2位に戻ってきた記事へと紹介リンクを貼ったことで、新規に投稿した記事をクローリングしにきたクローラーをインデックス削除されてしまった記事へと回遊させたことが主な理由であり、「しちゃおじ」はそのリンクを貼った記事もしっかりと確認しています。

続けます。

以下のスクリーンショットは、2022年8月7日のものです。

2022.8.7の”note 相互フォロー デメリット”の検索結果

「しちゃおじ」が飽きずにハッシュタグを(ちょめちょめ)し続けていたところ、再度よしともさんの記事が検索結果の1位に表示、「しちゃおじ」の記事が検索結果の2位に表示されています。

しかも今回のよしともさんの記事は、「強調スニペット」つきの1位となっています。

「強調スニペット」で表示された記事というのは、「Googleさんにオススメされている」と考えていますので、この「強調スニペット」つきの検索結果を受けまして、ハッシュタグを(ちょめちょめ)するSEOテストは終了することにしたのですが、何の気なしに「強調スニペット」つきの検索結果をクリックしてみたところ、以下のような表示がされました。

よしともさんの記事の「ご指定のページが見つかりません」

『えっ!?よしともさんの記事、消えてなくなってるじゃん...?』

と疑問に思い、よしともさんのクリエイターページURLを確認してみたところ、冒頭の「note ID変更」の話にたまたま繋がったわけです。

つまり「しちゃおじ」はよしともさんのストーカーをしているわけではありません(キリッ)🐤。

2022年8月7日~8月11日の間は、検索結果の1位によしともさんの記事が残っていたのですが(でも、クリックすると「お探しのページが見つかりません。」)、以下スクリーンショットをご覧いただいた通り、2022年8月12日には検索結果から消えていきました。

2022.8.12の”note 相互フォロー デメリット”の検索結果

さらに、続けます。

以下のスクリーンショットは、よしともさんがnoteのIDを変更されて(おそらく)16日後の2022年8月23日のものです。

2022.8.23の”note 相互フォロー デメリット”の検索結果

上記スクリーンショットをご覧いただいた通り、「しちゃおじ」の記事が検索結果の1位に表示、よしともさんのnote ID変更後の新しいURLの記事が(無事に?)検索結果の2位に表示されています。

note IDを変更(つまり、URLを変更)されてから、たった半月後にはGoogle検索結果へと復帰しているのですから、かなり早いですよね?

なお、「強調スニペット」での1位表示ではなく、2位に表示されている理由としては、例えば以下のような要因が考えられます。

✓ Googleが新しいURLにて全ての記事をキャッシュしていない。
✓ note内の手動リンク、及びnote.com外からのリンクを失った。
✓ ドメインエイジならぬ、URLエイジがリセットされてしまった。

また、上記の理由とは別に、飽きずにハッシュタグを(ちょめちょめ)しまくった「しちゃおじ」の記事のGoogle評価が、以前よりも相対的に上がっている可能性もあります。

この “note 相互フォロー デメリット” の例のように、note ID変更後のよしともさんの新しいURLの記事がGoogle検索結果に戻ってきていることが既に確認できておりますので、(普通に考えると)いずれ “サインアップボーナス” の検索キーワードでも、ある程度の検索順位によしともさんの記事が戻ってくるものと思われます。

さてさて、よしともさんが{毎日投稿42週目のビュー数報告!}の記事で書かれていましたように、検索エンジンにてあなたのnoteの記事が上位表示されるのとされないのでは、ビューの伸びはもちろん、もっと大事なPV(ページビュー)の伸びが断然に違ってきます。

noteの過去記事というのは、何かしらの検索キーワードにてGoogle検索上位表示を獲得しないことには、まったくと言っていいほど「ビュー」が伸びずに停滞してしまいます。

このことは、人気の記事{投稿しっぱなしのnoteの記事は全然読まれないょ!過去記事を読んでもらうには?3つの方法}で書きました。

週単位や月単位で考えてしまうと、検索エンジンからのアクセス数を甘くみてしまうのかも知れませんが、このアクセスは「チリツモ」によって、月日の経過と共に、他のクリエイターさんとはとても比較にならないレベルの莫大な「PV数の差」となって現れてきます。

例えば「しちゃおじ」の現状ですと、月間で5~6,000PVほどが検索エンジンからのアクセス数となっていますが、これは少しずつですが毎月確実にボリュームアップしています(ほとんど意味のない「ビュー数」ではなく、検索エンジンからの「アクセス数」の話ですので誤解なく)。

最後のまとめになりますが、noteの「クリエイター名」は気分次第でコロコロと変更していただいてもそれほど影響はないのですが、noteの「クリエイター名」ではなく、noteの「ID」につきましては、特別な理由がない限り滅多なことでは変更しないことです。

なぜなら、Google SEO的には、一旦リセットを覚悟する必要があるからです(その後に検索結果へと復帰できる保証もありません)。

検索エンジンからの集客をまったく考えていないクリエイターさんにとっては関係のない話ではあるのですが、もし「しちゃおじ」やよしともさんのように検索エンジンからの集客を少しでも期待しているクリエイターさんがいましたら、以下の記事も参考にしてみてください。

この記事で何度も書きました「ハッシュタグを(ちょめちょめ)」についても書いていますよ!

以上 – noteのIDを変更してしまうとGoogle検索結果から記事が消えてしまいますのでオススメできません – でした。

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