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令和の桃太郎は魔法少女!?名作昔話を完全凌辱!「恐解釈 桃太郎」現在公開中【ホラー映画を毎日観る人】(369日目)

「恐解釈 桃太郎」現在公開中(2023)
鳴瀬聖人監督

◆あらすじ
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とある事故物件に住む一人の青年。彼はマッチングアプリで知り合った女性を自宅に招き入れては殺人を繰り返す鬼の末裔だった。この猟奇殺人鬼を退治するために立ち上がったのは令和の桃太郎こと占い師のモモちゃん。お供のお菊さん、こっくりさん、メリーさんを引き連れて、事故物件でいざ鬼退治。
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公式サイト↓

「真・事故物件/本当に怖い住民たち」や 「キラーカブトガニ」等など、数々のホラー映画を世に送り出してきたエクストリームとホラーコンテンツに特化した動画配信サービスのオソレゾーンがタッグを組んでお送りしている映画製作プロジェクト“恐解釈”シリーズの第二弾です。

第一弾「恐解釈 花咲か爺さん」の記事はこちらです。

第一弾の「花咲か爺さん」はとにかくエネルギーに溢れており凄まじい勢いで非常に見応えがあり最高でした。
浦崎恭平監督は今後要チェックのお方だなと密かに注目しております。

第二弾である今作は構成がより洗練されておりとても見やすくコメディチックな終わり方でとても好みでした。

もちろん

どういうことやねん!
と思うシーンもありました(笑)

“令和の桃太郎は魔法少女”というパワーワード過ぎる文言、ですが主人公のモモは霊感のある占い師であって魔法少女ではありません。

鬼島がブリーフ一丁で踊る謎シーンやいつ頃からモモの両親のことが見えていたのかなど説明不足な部分もあり、誰かを殴っている回想シーンも意図が分かりませんでした。

ですが後半の“鬼島VSモモともののけ連合軍”の戦いは非常に面白かったです。

モモ役の早河ルカさんはこれぞ主役という圧倒的な存在感とビジュアルでキャラも衣装も激ハマりしておりとても良かったです。

お供のお菊さん、こっくりさん、メリーさんも創意工夫でしっかりそれぞれ個性が出ており見ていてとても楽しかったです。

「この妖怪ってこういうふうに戦うんだ」とか「意外とパワータイプなんだ」とか妙に納得させられました。

お菊さん(画像左)
意外とパワータイプです。
こっくりさん
手だけなのに表情豊かに見えてくるので不思議です。
メリーさん
戦闘から隠密までこなします。
おそらくキジポジションです。

この“恐解釈”シリーズは低予算でもこれだけ面白いものが作れるのかと毎回驚かされるので次回作も楽しみにしています。

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