主人公は何もしてないけど【ホラー映画を毎日観る人】(319日目) 「ザ•カンファレンス」
「ザ•カンファレンス」(2023)
パトリック•エークルンド監督
◆あらすじ
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地方自治体の職員たちが研修旅行で田舎町を訪れる。表向きは能力開発研修だが実際はほとんど休暇に近いものだった。しかし宿泊先での会議では復職直後のリーナの発言により同僚のヨナスが取り乱し雰囲気が悪化する。そんな中、職員たちが強行したショッピングモール建設に反対するとある人物が町の公式キャラクターであるソーティスの被り物をして虎視眈々と彼らの命を狙っていた。
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スウェーデン発のスラッシャー系ホラー映画でNetflixオリジナル作品です。
Filmarksでは評価が低めでしたが、選曲のセンスが抜群だしテンポもいいので個人的にはかなり面白かったです。犯人の動機や伏線の張り方もうまく、登場人物にも個性があり非常に好みでした。
100分の作品で事が起こるまでに半分近くかかるし、スラッシャー系の割には直接的な表現が抑えめなのでそのあたりで評価が下がったのかもしれません。
もっと早めに殺戮シーンが始まったり、流血ドバドバ臓物デロデロみたいのがたくさんあればより盛り上がったかもしれないです。作品的にはコメディ要素もあるのでそれくらいやっちゃっても全然大丈夫だと思います。
グロ描写は弱めですがバリエーションは非常に豊富で毎回異なる殺し方をするので飽きません。個人的にはロープウェイの着地地点に罠を仕掛けていたくだりが最高でした。頭頂部に刃物が刺さったままフラフラと歩くおばちゃんとかも最高でした。
主人公のリーナが後半からかなり空気になっており、クライマックスでも犯人にとどめを刺すのは絶対にオマエじゃないだろ!っていうヤツがとどめを刺すので多少モヤッとしました。
ですがそのあとムカつくあいつの頭皮をズル剥くスカッとシーンで見せ場を作るので満足です。
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