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バイクで映画館内を疾走!パンクでロックな不朽の名作「デモンズ」【ホラー映画を毎日観るナレーター】(429日目)

「デモンズ」(1985)
ランベルト•バーヴァ監督

◆あらすじ
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市街地の真ん中に忽然と姿を現した謎の映画館"メトロホール"。そこの覆面試写会に招かれた人々は、上映される悪魔〈デモンズ〉のホラー映画に魅せられてゆく。そして映画の進行と同時に場内では恐るべき惨劇が起こる。映画に映し出されていた悪魔〈デモンズ〉たちが、実際にスクリーンから飛び出し観客を襲い始めた。劇場の出口は塞がれ誰も脱出できない。襲われた観客はひとり、またひとりとデモンズ化してゆく。(公式より引用)
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映画館という密室を舞台にデモンズ化した人々から逃げ惑うイタリア発のパニック系ホラーです。

映画館内をバイクで疾走しながら日本刀で大立ち回り、劇場内にヘリコプターが墜落、逃げ惑うシーンでは緊張感のある定番のBGMではなく歌詞ありのヘヴィメタルが流れる等など

こんな斬新な表現を1985年にもうすでにやっているのが凄すぎます。めちゃくちゃ面白かったです。

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兎にも角にもデモンズの特殊メイクのクオリティが異常なまでに高く、デモンズになる直前の傷の化膿具合や腫瘍が破裂して膿が飛び出す描写、爪が割れてそこから鉤爪が生える、歯が抜け落ち牙に生え変わる、背中を突き破ってアキロンの大王が誕生する等

怖さとおぞましさが群を抜いています。

血管の浮き具合もリアルです。

これが39年前の作品だと言うんだから驚きです。

個人的にはこの歯が抜け落ちて牙に生え変わるシーンが
お気に入りです。
この現れ方がめちゃくちゃ怖いです。

スプラッター描写も非常に見応えがあり、傷口の生々しさや痛々しさがリアルで流血や血飛沫も派手です。

ヒロイン•シェリル役のナターシャ•ホーヴェイ
お美しいです。

余談ではありますが、序盤でリーダーシップを発揮する強面のトニーを演じたボビー•ローデスは英語がうまく喋れなかったらしく、彼のイタリア訛りが強い英語は現場で失笑されていたそうです。

C・ロナウドがいたら窘めてくれそうなエピソードですね。

最後の最後まで気の抜けない緊張感のあるストーリーは一見の価値ありです!オススメです。

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