“ジェイソン、宇宙へ”「ジェイソンX 13日の金曜日」【ホラー映画を毎日観る人】(360日目)「ジェイソンX 13日の金曜日」
「ジェイソンX 13日の金曜日」(2001)
ジェームズ・アイザック監督
◆あらすじ
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クリスタル湖研究所で働く職員たちは200人以上の命を奪った殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズを捕らえることに成功する。高い生命力と再生能力を持つ彼を封じ込めるために冷凍して隔離することになっていたが、その直前で突如ジェイソンが覚醒、殺戮が繰り広げられる。職員のローワンは致命傷を負うもジェイソンを冷凍室に閉じ込めるが自身もそこで意識を失い、同じく冷凍されてしまう。
それから400年後、汚染され住むことができなくなった地球に訪れた考古学者ロウの研究チームは凍結したジェイソンとローワンを発見。宇宙船に乗せて治療を施す。
逃げ場のない船内で不死身の殺人鬼ジェイソンが復活。凄惨な殺戮を繰り広げる。
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“ジェイソン、宇宙へ”
この設定だけでご飯三杯はいけます。
13日の金曜日シリーズ
記念すべき第10作目ということで
「今までにないすごい作品にしよう!」
という制作陣のやる気と意気込みがビンビンに伝わってきます。
その結果
「スター・ウォーズ」、「エイリアン」、「バイオハザード」、「トゥームレイダー」等など名作の数々からヒントを得て、少しずつパクリ、いや、オマージュしてブラッシュアップした意欲作であるとともに
シリーズ屈指のおバカ作品が爆誕しました。
2001年の作品なので今見るとCGがかなり粗いです。
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」を思い出します。あれも今見るとCGがちょっとあれですよね。
•平然と船内で銃を乱射する兵士たち
•宇宙船が少し接触しただけで大破する巨大宇宙ステーション
•あきらかにミラ・ジョヴォヴィッチを意識した人型アンドロイドKM
•クライマックスのムキムキにバージョンアップしたジェイソン
•大気圏に突入して流れ星になるジェイソン
等など
たくさんの“ツッコミどころ”と“面白い”を提供してくれるとともに、クオリティの高いアクションシーンの数々と以外にも手に汗握る緊迫した展開の連続で非常に見応えがありました。
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