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ゆるい転職戦略。まえがき

前回の自己紹介で、「突き抜けた能力がなくても、そこそこ良い転職をするためには、ゆるい転職戦略が必要」だと書きました。
今回からは、そのゆるい転職戦略の部分を明確にしていきます。

"ゆるい" とは

そもそも、なぜ「ゆるい」なのか。
それは、「他の転職アドバイスに比べると努力の量が少ない」という根拠からです。
転職関連のnoteで感銘を受けるものは多いのですが、以下のようなケースに自分を当てはめるのは、やや難しい状況でした。

もともとハイスペックな人が、良い転職ができているケース
 例: 高学歴+もともと英語できる ⇒ 外資系へ転職
ハチャメチャな努力の上に、良い転職ができているケース
 例: TOEIC900点以上+競技プログラミング黒帯 ⇒ 外資系へ転職

エッセンスとして取り入れるのはアリですし、どれも良い結果で正直羨ましいです。加えて、これからまだ何十年も勤め上げるだろうし、人生も続くのだから、努力は無駄にはなりません。
ただ、私の場合、そもそも高学歴ではなかったし、鬼のようなプログラミングのセンスも恐らくありませんでした

ただ、何も考えずに良い転職(*)ができるとは、思えませんでした。
よって、別な攻め方として「転職戦略」を考える必要がありました。
(*)私にとっての良い転職は、年収UP・エンジニアを大切にしてくれること

ベースとなる考え

私の根底となる考えに、「競合が少ないところで勝負しよう」というのがありました。(ブルーオーシャン戦略と言うのでしょうか?)
前職の大企業の子会社でソフトウェア開発をしていた時のことを例にして、少し説明します。

前提
前提として、「大企業の子会社で評価されるというのは、イコール"目立つ"ということである」というのがあります。
この理由の一つは、例えば"あるプロダクト"を開発し、そのプロダクトにたくさんの機能が含まれる場合、果たしてどの機能・どの性能によって、そのプロダクトが売れたのかは明確にできないことです。つまり、どの機能を作ったとかでは評価できないのです。
結果として、"目立つ"、"上の人に顔を知ってもらっている"という謎の指標によって、評価が決まります。残念ながら、人財評価システムが機能していないことは良くあります。

前職での"ゆるい仕事戦略"の例
私の前職での"組込みソフトウェア開発"は、システム設計/ソフトウェア設計がメインのフィールドでした。
そのため、顧客が求める機能(「これがあれば買う」といっている機能など)を設計・開発したり、良い設計をして不良を少し減らしたり、と言うところで戦いたくなるのですが、そのような仕事には数多の強豪がひしめいています。また、上の人から見ると「できて当然である」という面もあります。
つまり、メインのフィールドで目立つという人はごく少数であり、ハイスペック人材と戦うことになります
ですので、私は開発を人並みにこなす傍ら、不具合解析やプロジェクトリーダーという人気のない業務で、自分なりの色を出していました
(自分なりの色については、ニーズがあればnoteにします。)

結果として、私は開発した内容はそこまで多くはないですが、結果としてそこそこ評価されていました。こういった経験から、何事も「ゆるい戦略が必要なのでは?」と考えています。⇒ゆるくないなら正攻法でいいはず。

ゆるい転職戦略

ゆるい転職戦略と、それをスムーズに実行するための事前準備について、今後書いていきます。もしかしたら、コンテンツは増えるかもしれません。

事前準備
・自分の市場価値を知る
・転職エージェントさんについて理解する
・面接官について理解する
・面接でやってもいいこと
・弱みを強みとして書き換える
・アピールポイントの考え方

ゆるい転職戦略
・自分が求める環境であるかを知るための、ゆるい戦略
・年収交渉で良い条件を引き出すための、ゆるい戦略

まとめ

転職のためにゴリゴリに頑張って勉強したりというのを"しっかり"、に対して、そういったこと無しにどう進めるか戦略を考えるので"ゆるい"としました。おそらく正攻法は"しっかり"です。
今後、ゆるい転職戦略について、個別に書いていきます。


前回の記事は、5/22時点でスキが7も付いたので、張り切って今日も書いてしまいました。たくさんの励ましが付けば、次も頑張ります。
と、書きつつも、どこかで「みなさんは、noteを書いたりするくらいなんだから、転職を"しっかり"進めるタイプなのでは?」と思っています。

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