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楽しそうなうつ病がいてもいいかなって。

題名から直球ですが、うつ病を発症しました。
(というよりかは、すでに季節によっては発症してたみたい)

「あぁ、もう限界だな」っていうのは、心身ともに感じていたけど、何がそんなに苦しむ原因になってるかが分からなくて。
どうしようもなく走り続けていました。

休み方が分からなくて、寝ても寝ても負の感情だけはどんどん積まれていて
限界を超えてしまっていた。

どうやら、「微笑みうつ病」というやつらしい。

周りには、「あ、この人まだ大丈夫」と思わせてしまう。
なんなら、自分でも「まだ大丈夫」と過信してしまう。

笑っているから。
どうやら、笑ってないとやってられないことが多かったみたい。
「笑う」って快刺激だから、苦しい感情を感違いさせるために、積極的に「笑っている」こともあるようだ。

「なーんでそうなった?」と調べていたら
「失情障害」っていう、言葉があるらしい。

(気づいてないだけで、心当たりがある人は多そうだよね^^)

どんどん自分の感情を失っていて
平常時は「あれやりたい」「これやりたい」がとめどなく溢れてきて
それを叶えることでエネルギーを放出してるのに。
「何もしたくない」と
全てのやる気がなくなってしまった。

いざ病院で診断されて。
もう、号泣。
「私はふつうの人じゃないんだ、落ちこぼれなんだ」って、認めたくなかったものの烙印を押された感じで。
とにかくずーっと泣いてる日々だった。

身体が何もいうことを聞かなくなって
ただただベットとお手洗いを行き来するだけの日々。
食欲もないし、ベットから起き上がるのも辛い。
家事なんてしてたら、呼吸が乱れ始める。
心臓にものすごい圧迫感がやってくる。
外に出るなんて、もってのほか。
(-6kgになりました)

「あぁ老いるって、こんな感じなんだなぁ」と思った。
今まで当たり前に出来てたことができなくなって、
「したい」と思うことを叶えるなんて夢のまた先で、色んなものを諦めていく。
何も出来ない自分に失望していく感じ。

「休めば治る」というけれど、治らない。
むしろ悪化していく。
もらったお薬はちゃんと飲んでるし、たくさん寝てるのに。
心の病気は、むしろ重くなっていく。
何もしていないという罪悪感で。

頑張れてるうちは良かったけどさ、
頑張れてない自分をどうやって肯定してあげればいいんだろう、って。

そうして、「何も出来ない自分」を責めながら生活していたら

パニック障害も発病した。
(うつ病患者の半数は併発するらしいよ)

✳︎うつ病は「気分障害」のこと
日常生活に支障が出るほどの強い気分の落ち込み、意欲の低下が続く病気。
脳のエネルギーが欠乏した状態。
↕︎
✳︎パニック障害は「不安障害」のこと
予期不安を感じて、パニック発作が繰り返される病気。
脳の扁桃体が異常に活性化した状態。

理由もなく突然、発作がきちゃうもんだから困った!!
きっかけも分からないから、対策のしようもない。

何も出来ない自分が悔しくて
気分転換に外に出て電車に乗ってみたら、
過呼吸になって倒れた。
(介護してくれた方ありがとうございます、本当にごめんなさい。)

それで、やーっと自分の不安に気づいた。
「密閉空間、無理!!」
人混み無理、電車無理、緊張するところ無理
なんならお風呂場も無理!酸素薄い。

そっからは、
こうゆうなんとなく「嫌だなぁ」と感じていたことを認めてあげて
自分のことを知っていくしかないんだ、と。
少しずつ治していくしかないんだ、、と。

自分の感情を大事にしてあげることにしました。
生きてるだけで偉い。

そんな悶々とした日々を
何ヶ月も過ごしていて。
うつ病こわぁ、、ってなってきた。

「こころの風邪」とか言うけど
いや「こころの骨折」ですよ
今後も傷負ってきますよ〜って気づいた。
完全に回復することはないな。

そんで
「勉強しよう!」と思い立った。
こんなよく分からない病気にかかってしまって、悪化していて、今後も付き合ってかなきゃいけないなら
「誰よりも詳しくなって、自分で対処できるようなろう!」って。

この重い蓄積されたストレスを
捨て去ってやろう!!と。

ひとまず、うつ病になった原因を自分なりに整理してみた。

1 環境の変化
社会人、一人暮らし、田舎暮らし
2 会社での緊張・不安・やりがいのなさ
人間関係での気疲れ、業務過多
3 親との付き合い方
父親との関わり方、祖父の訃報
4 季節性うつ病の再発
HSP、アダルトチルドレン

1〜3は、今回の「うつ病診断」がくだるにあたって、慢性的なものに追加されたストレス。
まぁ、簡単にまとめちゃえば適応障害!
どれが一番の原因とかじゃない。複合的に。
頭がパンクした。

4は、私の過去の中に蓄積されてた、気づいてなかったストレス。
こっちは環境どうこうで変えられるもんじゃない。

私の内面的な性質の問題だから
こっちの理解を深めないと‼︎というわけで。

✳︎HSP
✳︎アダルトチルドレン
について。

これは、感受性が強い人ってことかな。

脳の神経システムに違いがあって、赤ん坊の時から刺激に反応しやすい。
情動的な反応を受けやすい分、些細なことに傷ついたりする。

刺激を受けやすい分、疲れやすい。
太陽の光からの刺激も多く感じとっているから、日照時間が短い冬は、季節性のうつ病になりやすい。

たしかに。
大きな音じゃなくても、不快だと思う音には過敏に反応するし。
色んな香りがごちゃ混ぜになってる空間は、気持ち悪くなっちゃう。
気にしすぎ、とかじゃなかったんだ。

季節性ということは、毎年秋ごろから、気分が落ちこんでゆくのか…(確定)

トラウマといっても各々。

1.虐待やネグレクトを受けて育った
2.機能不全家族のもとで育った
3.親がアルコール依存症
4.毒親に育てられた
5.子供の犠牲に理解がない親の不適切な養育
など。
→我慢が当たり前だった分、人に甘えたり頼るのが苦手。

アダルトチルドレンと一言でいっても
いろんなタイプの人がいるみたい。

1.ヒーロー(英雄)
優等生タイプ
親の期待に応えようと無理をする
頑張り屋で一生懸命で真面目

2.スケープゴート(いけにえ)
トラブルメーカータイプ
家族の不満や鬱憤を引き受ける
悪者の立場

3.ロスト・ワン(いない子)
気配を消すタイプ
家族との関係から離れて目立たずに生きる

4.ケアテイカー(世話役)
プラケーターともいう
家事、兄弟の面倒、介護など、世話をすることが存在価値を見い出す

5.ピエロ(道化師・クラウン)
ひょうきんものタイプ
家族の顔色をうかがいながら「道化」を演じる
6.イネイブラー(慰め役)

過剰な献身で相手の問題行動を助長する。
人の世話によって、自分自身の問題から目を背ける。

尽くしすぎ、ごめんの言いすぎ、がんばりすぎ、なんでも受け入れようとしすぎ、人に合わせすぎ、たまに訳もなく涙が出る。

気づいてないだけで、該当する人も多いんじゃないかなぁ。

まぁ、そんな生まれつきの性格と
育ってきた環境との掛け合わせで
謎にたくさんストレスを背負ってしまったと。

そんで、適応障害もプラスされて
深刻な「うつ病」に突入してしまった
というわけです。

なんで、こーんなことを長々と語ってきたかというと。
〝みんないつかはうつ病になる〟から

以下は、ドラマ『春になったら』で出てきた話。

人は死を受け入れるのに、5段階のステップがあるらしい。
【否認・怒り・取引・抑うつ・受容】

癌を告知されたお父さんのセリフ
「俺だって告知されて、ショック受けて、なんで俺がって腹立って、癌が消えるなら何でもするって神様にお願いして、でもさやっぱりどうにもならないって落ち込んで、まぁ、最後は受け入れた。」

みんな、いつかは
どうにもならない「死」に直面するわけで、
そこで必ず、抑うつ感情が生まれる。
老いに抗えない、何も出来ない自分に失望する。

でも、それでもいいじゃんって。
今日生きてることが奇跡じゃんって。
執着を諦めて、受け入れられたらなって。

ずっと苦しんでなくてもいいかなと思えた。

『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』っていう本の中の一節

うつは、ほぼ「老い」
楽しそうなお年寄りがいるように、
楽しそうなうつ病の人がいてもいい

私もそんな生き方をしていこう。
何かのきっかけで、このnoteを読んでくれた方
うつ病患者だって楽しんでいいんですって。
笑いたい時は笑うし、しんどい時はしんどい。

楽しく、楽(らく)に
生きていきたいですね。


#うつ病 #微笑みうつ病 #失情障害
#パニック障害 #適応障害  
#HSP #アダルトチルドレン

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