ジャンプ台、黒子、大道具、小道具、いろんな在り方でそこにいるのが誇り。

はじめましてのキャリコン友だちと熱く語りあった夜。でも、SNSでお互い知っているのではじめまして感はゼロ。「140文字でかなりのことがわかるよね」とはお互い思ったこと。ほんと、なんか伝わるね(笑)。

そこで語り合ったことの大半は、要するに自分たちキャリアコンサルタントの「介在価値」をどうとらえるか、って話だと思っている。その観点がお互いに「だよね!」って共感できるので、そこから話はひたすら深まる。嬉しすぎる。

介在価値…は?って、ピンとこない人が大半だと思うんだけど(笑)、それはつまり「そこに関わることで(自分たちがいたことで)、関わりがない場面よりも良いことが起きる」ということ。それをいかに果たすか、についてこだわっているということ。
 
以前どこかで書いたと思うのだが、仲間内の勉強会でこんなことがあった。その日のテーマは「ナラティブキャリアカウンセリング」で、わたしが話題提供者だった。ナラティブ~が何なのかは今日は割愛するんだけれど、ようは「スムーズじゃない経歴の人」「条件が整わない人」「一貫性がなさそうな人」を前にしたとき、キャリアコンサルタントがどうクライアントのキャリアを「意味あるものに一緒に構築できるか~それを次のキャリアへと橋渡しできるか」に関わる話。
いくつかの事例を検討していたらある人(人材系の会社のキャリコン)がこう言った。「いや、正直厳しいですよね、この人は。〇〇があって、◆◆の経歴の人だったらいいんですけどね」と。それで私は思わず「そんな整った人なら(あなたじゃなく)システムでマッチングできますよね?そうじゃない人にどう関わり何をできるかが、わたしたちの介在価値なんじゃない?」と語った覚えがある。

それは7・8年前のことなんだが、今もその気持ちは変わらない。
というよりさらに強くなっている。そんなことを今日会ったキャリコンさんともアツクルシク(笑)盛り上がった。

つまりは、キャリアコンサルタントの仕事は
勢いをつけて進むためのジャンプ台、だったり
1人でやりきれないことをそっと支える黒子、だったり
混沌としていて本人に見えていない景色をわかりやすく見せるための大道具係だったり、
手に入れている「武器」を言語化してあげるための小道具係だったり
とにかく、そこにいる主役が適切に輝けるためのあらゆる(主役以外の)役割を引き受けながら、舞台をイイ感じにするってことなんじゃないかなと。

そこには、
わかりにくい表現をする尖った役者さんもいれば、
表現がワンパターンで飽きられた役者さんもいて、
似合わない舞台に立ち続けて居づらくなった役者さんもいるし、
演技のスケールがホールの規模とそぐわない役者さんもいる。

それをちゃんと見ることから始まるんだよね。
それを面白がって黒子になりたがるひとがキャリアコンサルタントなんじゃないかと、わたしは思っている。

で、わたしにそれがちゃんとできているか、ってことは自分ではわからない。それはスーパーバイザーに見てもらう以外方法がない(※最近とある場で先生にロープレ褒められていい気になってる・笑)。
あるいはクライアントさんにどうだったか聞いてもらわないとわからない(笑)。でも、クライアントさんたちは、わたしに介在されたことなんて覚えてくれてなくていい、と思っているので伝わらない。そういう仕事だからしょうがない(爆)。

キャリアコンサルタントって資格は取ってもたいして強くもないし、そのうえこういう「黒子的」仕事だし、ひたすら学び続ける必要があるので、それが楽しいと思うM気質の人にしか、おすすめしないなあ(笑)。

 

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