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宣伝とかアピールが苦手。でもフリーでリノベの仕事ができている。近況報告と自己分析。

隙間時間に、とか、寝る前に少しずつ、とか、思いついた時にパパッと書く習慣がなくて、書きたいことが溜まってはどんどん忘れていく。忘れる前に書いておかないともったいない。今日はフリーランスで働く私の近況と自己分析などを記録として書いておこうと思う。

2024年4月にメゾン柴田と屋号をつけてからリノベーションの仕事がどんどん楽しくなってきた。noteのおかげもあって(ネット検索で私のnote記事を見つけて連絡くれた方からの依頼で)東京都内でのマンションリノベも始まった。今週末は解体後の打合せで現場に向かう予定。名古屋から東京は新幹線ですぐだから無理がなくてストレスもない。むしろ移動も楽しい。私も自由が丘近辺に住んでみたい。

岐阜の揖斐郡の方にも最近はよく仕事で通っている。古民家リノベや二世帯住宅リノベなど、規模が大きくてわくわくする案件に出会えて嬉しい。

noteで前に書いた、リノベに詳しい友達役になって相談に乗る仕事もご依頼があったけど、途中で連絡が取れなくなっちゃってどうしたもんかと思ってる。これは今後もっとちゃんと仕事として気合を入れていきたいと思う。

フリーランスになって約5年半。これからもフリーで仕事をしていくなら、「私こんなことできますよ!お仕事ください!」てもっとアピールしなきゃいけない。noteももっとたくさんの人に読んでもらって、Instagramもフォロワーを増やさなきゃいけない。集客できないと続かない。でも、ジレンマがある。

こんなことやってます!こんなに喜んでもらってます!こんなに私充実してます!って発信というか宣伝するのがストレスすぎてできない。体がかゆくなる。でも発信しないと届かない。誰とも出会えない。

リノベデザイナーという仕事柄、SNSでは特におしゃれな写真や動画を載せて日々の活動をアピールするのが定番だと思うし効果があると思う。やるべき。仕事なんだから。仕事と割り切ってがんばるべき。よしやるぞ!と思って載せる写真を選ぼうとカメラロールを見てみるが、おしゃれな写真がまったくない。飼い猫の写真や家族のふざけた姿ばかり。施工事例写真はあるけど、日々の活動がわかる写真がぜんぜんない。普段から写真をあまり撮らないし、おしゃれを意識して生活していない。好きな服、好きな店、好きな食べ物の写真を撮ったら結果的におしゃれだった。ならいいんだけど、これおしゃれだな!写真撮っとくか!というのが自分にとっては不自然すぎる。そもそも誰かに見せようと思って写真を撮ることがない。じゃあ意識を変えて仕事のためにやってみろよ、とも思うけど、そのおしゃれだと思って自分で撮った写真を見て「おしゃれだ」とどうしても思えないしその狙いが透けて見えて消したくなる。キラキラした仕事に向いてないね。と言われたらほんとにそう。と即答できる。キラキラしたいわけじゃない。リノベーションのプランがしたいだけだから。

このように、性格的にうまくアピールできない。だからせめてこうして、「やりたいけどできない」と書くことでなんとかアピールするしかない。こんなやり方しかできないけど、それでも今後もフリーで仕事をしていくことができたとしたら、もうそれはわたしの念というか引き寄せるパワーが強いってことで納得がいく。むしろそれに頼ってなんとかなるなら頼ればいいと思う。フリーランスで働くためのノウハウ的な本や動画なんかには一切出てこないと思うけど、実際わたしは今、集客にまったくお金をかけずに、ろくにSNSも更新せずに、売り込みアピールもせずに、仕事ができている。

たくさんの人に見つけてもらわなくてもいい。偶然この記事を目にして読んでくれた人との出会いを大切にしたい。もしもこの先仕事がまったくなくなって収入がゼロになったとしても、たぶん私の性格は変わらない。必死に売り込みアピールしたり広告を出したりする代わりに、必死に念じていると思う。私を必要としている誰かが見つけてくれるはず!何かいい出会いが目前に迫っているはず!ぜひ出会わせてください!と。

来年はどこでどんなリノベをしているのか、2024年12月現在の私には想像ができません。でも毎年そう。だからきっと来年も大丈夫。楽しみ。

今年は東京都新宿区と世田谷区のマンションリノベを手伝うことができました。私は愛知県在住なので打合せはリモートで行いました。どちらも依頼者は女性の方で、ネット検索で私を見つけてくれました。「リノベーション フリーランス」で検索すると私に辿り着けるようです。お二人とも、リノベのデザインだけお願いできるフリーの方を探していたとのこと。まさにちょうどいい私の使い方だと思います。
不動産屋で物件を探して契約して、工事の施工会社は都内で探して、設計デザインはフリーの私に頼むという方法。この方法がぴったり当てはまる方とまたこの先出会えたら嬉しいです。

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