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マグマ・石・水・空気・植物、合体すると重力が生まれる??

こんにちはshibataです。皆さんは何故、時速1700kmで回転する地球で生活が出来るのですか。
ほとんどの方が「地球には重力があるから」と答えると思いますが、では何故地球は重力を持っているのでしょうか。
当たり前の事かもしれませんが、改めて考えてみると地球はマグマ・石・水・空気・植物の集合体であり、それが回転するだけで重力が発生しているのは理解に苦しみます。どちらかと言えば回転している上に立っているので遠心力で宙に放り出されそうな気がしませんか?
確かに何故だろう、と思っていただけたなら是非この記事を読んでみて下さい。5分でその謎が解けます!!

※専門家に向けた内容ではありません。分かり易さを重視し、かいつまんで説明していますので、正確には違う表現も含まれております。その点ご了承下さい。


重力・引力・万有引力とは何か

重力とは地球やその他の星が、中心に物を引っ張る力「引力」から、自転する事で物を外に飛ばそうとする「遠心力」を引いた結果の力です。
「地球の引力」-「地球の遠心力」=「重力」
上記の計算をした場合、地球の引力の方が遠心力よりもかなり強いので、私たちは宙に放り出されたり、傾いたりせずに生活が出来ています。
遠心力の方が弱くて良かった(-.-)

引力は物が他の物を引く力であり、この引力は全ての物質(ただの石や人間等でも)が持っています。この事を万物が有する引力という意味で万有引力と言います。

物が他の物を凹ます力が、万有引力に似ている

例えばゴムで作られたシートの上に鉄球を置くと、置いた場所が凹みますよね。これは鉄球の重量にゴムシートが耐えられない為起こる現象ですが、置いた物がビー玉やピンポン玉ではどうでしょうか。
ビー玉を置いた場合はほんの少し凹み、ピンポン玉を置いた場合は全く凹みません。

つまりゴムシートが持っている物を上に押す力より、置いた物の重量が上回っている場合はゴムシートが凹み、下回っている場合は全く変化しないという訳です。
次にゴムシートの上に物を置いたまま水をかけると、鉄球やビー玉を置いている場合は、周りに出来た凹みに水が引きずり込まれて溜まりますよね。この仕組みが万有引力の仕組みと似ているのです。

物の質量が万有引力を生む

重量は重力が違う場所では変化しますが、質量はどこで測っても変化しません。物の質量が周りの空間をゴムシートと鉄球の関係のように凹ませて、凹んだ箇所に発生した周りを引きずり込む力が万有引力の正体なのです。
つまり重い物がある所は、その重さに世界が耐えられず3次元方向に凹んでいるのです。

万有引力は何故認識できない?

私たちに認識できないが世界は3次元方向に凹んでいる。と言われてもイマイチぴんとこないですよね、なぜ認識できないかは私たちの目に秘密があります。目は物を見る器官ですが、正確には物が放つあるいは物が反射した「光」を見る器官であり、万有引力は空間を光ごと歪めているので、世界の凹みが見えない訳です。
※目は物ではなく光を見る器官についてはこちら↓

本題に戻ります。

質量が光を歪める例

ブラックホール ※イメージ画像

質量が光をも歪めると言うのは、ブラックホールが分かり易い例です。
ブラックホールと検索すると上記画像のように、黒い球体の周りの空間が歪んでいるかのように見えるイメージ画像がいくつか出てきます。
ブラックホールは非常に大きい質量を持つ天体であり、その質量によって生まれた世界の凹みは光が脱出できない程大きいので、皆さんがもしブラックホールを見る機会があれば例外的に空間の歪みを見る事が可能かもしれません。

まとめ、地球上で何故人が生きられるのか

地球の質量は5.9742×10の24乗kgであり、ブラックホールには遠く及びませんがかなりの質量を持っています。この質量によって生まれた空間の凹みによって引力が生まれ、水・空気・生物等あらゆる物を遠心力よりも強い力で中心に引っ張っている為、私たちは生活が出来ているという訳です。

余談

noteを読んで下さりありがとうございます。
今回の記事では、質量・万有引力・重力の不思議なお話を書きましたが、これらの内容からもう少し派生するとワープやタイムリープ等の「ドラえもんかよ」と言いたくなるような、もっと不思議な科学のお話に繋がります。皆さんの興味があればそちらも執筆しますので、コメント頂けると有難いです。

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