本を書く。「なんでフィルムなの?」
とりあえず今月の20日くらいまでに、どうにか1冊本を書き上げようとせっせせっせと書き続け、ようやく今朝方ひとまず完成。
どうにか100ページ書きたいなと思っていたけど、結局重複するところとか、あまりにもマッチしない内容のものもあったので何ページかを削り、写真だけのページも含めて、100ページとなりました。
いやはや、よく頑張りました。
たぶん、来月くらいに電子書籍でリリース出来るんじゃないかなと思います。
内容は、とても単純でフォトエッセイのようなものです。
使用した写真は全てフィルムで撮ったもので、文章もそんなに長くなく、写真をぱっと選んで、その写真を見てその時に考えていたこととか、その状況とかを書くようなもの。
もしもこちらでも告知することになった際には、よろしくお願い致します。
「なんでフィルムなの?」
今朝早くに本が完成し、ちょっと一度頭のリセットをせにゃならんなと外に出たら、小学生や中学生の登校時間とぶつかった。
まぁいいかとフィルムのライカを首にぶら下げて、撮ったり撮らなかったりしながら歩いていたら、ちょうど反対方向から向かってきた小学生の男子3人組のうちの一人が「あ、カメラマンだ」と話しかけてきた。
「どっかで会ったっけ?」と訊いたら、前もこの辺で写真撮ってたでしょ? と言われ、正直その辺で写真は撮ってなかったけど「あぁ、よくわかったね」と無難な返しをした。
「ねぇ、どんな写真なの? 見せて」とぐいっと近づいてきたので、僕はカメラの背面を見せて「ごめん、これデジタルじゃないんさ。フィルムだから見れないんだよね」と言った。
実際、今の小学生に「フィルムカメラ」と言っても伝わるのかがまず謎だったけど、なんとなくわかってくれたっぽくて「え、なんでフィルムなのぉ?」と訊かれた。
「わっかんないわ。なんでだろね」と答えて、じゃあまたねと僕はすたすたと歩いていくと、ちょっとしてから「なんでフィルムなのー?」と声がした。
振り返ったら、その男の子がこっちを見ていたので「知らーん」と返した。
そしてもう少し進んだら、また「なんでフィルムなのー?」と訊かれ、振り返るともうなかなかの距離だったので、僕は手を振ってそのまま歩いた。
外は天気が良くて、小学生はそんなに警戒していなかったみたい。
良かった良かった、警戒されていないのって、なんか嬉しい。
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