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芸人辞める勇気ない、そして会社変える勇気ない。

今回のタイトルは「芸人辞める勇気ない、そして会社変える勇気ない」です。私はこの勇気がないという感情から何とか抜け出し、良いのか悪いのかはわかりませんが、現在「夢破れて新卒で就職して、転職2回を経験した一般サラリーマン」をやらさせてもらってます。

少しでも、「環境を変える事に臆病になっている人の気持ちを楽にしてあげたい」という思い出このnoteを綴っております。

私も最初は変化に対して結構慎重な人間でしたが、変わってみるとあっけないものです。すべて、「なんで、こんな事気にしてたんだろう。」と思ってます。ただ、夢諦めるのと会社を変えるのは少し違うマインドセットなので、その点整理させていただけたらと思います。

芸人という夢を諦める勇気

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自分の中で夢諦めかけてるのに、辞められない人の感情はだいたい

「辞め時がわからない」
「辞めてもやりたい仕事がない。てか就職できるかわからない」
「夢を追っているという部分で何とか自己肯定できてるけど、夢無くなったらそれができない。」
「辞めるのが怖い」

多分、色んな感情がおり混ざっていると思います。ただ、全部気持ちはわかります。
私が芸人をやっていた時は、大学生をしながらの活動でした。ただふと思ったのです。
大学卒業したら、いよいよ芸人1本というプロフィールで戦っていくしかないんだ」と。

その事が段々と、恐怖に感じる事になってきたのです。
売れてない芸人はほぼフリーターになるということ。売れればそんなことはないですが、現実はかなり残酷で本当に数%の人しかスターダムには上がれないのが現実です。

だから私も大学卒業しても尚芸人を続けていたら、「もう辞められないモード」に入っていたかもしれません。

辞めても、どうせ就職なんてできない。

そんな感情になっていたのは間違い無いです。

あと、これはお笑い芸人特有の感覚ですが、舞台で笑いとると、
「やっぱまだやりたい」
と思ってしまうのです。

そして、また家に帰って冷静に戻ると

「このまま芸人やっててもいいのか?でも辞める覚悟もない」

そして、また舞台に立って、笑い声を聞くと、「まだやれる」という感覚になります。
この繰り返しなのです。

じゃ、私はどのようにして、この負のサイクルから抜け出したのか。勿論大学生という環境は大きかったです。周囲の友人が続々と就活を始める中で、自分だけが違う方向に進もうとしている。そんな周りとの比較が自分を冷静にさせていたのだと。

ただ、最も辞める決断至った理由として、自分の中で下記のような考えにいたったからです。

最悪就職してからでも芸人はスタートできる。でも、新卒入社は今しかできない。

なんとなく、自分の決め手は上の言葉だった気がします。
「納得のいく就活が出来なければ」とか、「やっぱ会社で働くなんて無理だ」という考えになったら、また芸人になる。そんな安易な考えで自分を納得させていました。

でも、これって、自分の中では大事なマインドだなと思ってます。

「まず、決断。違ったら軌道修正。」

どんな事でも当てはまるなと思います。
決断できぬまま、ダラダラとやるより、自分の中でスパッと決めて人生生きた方が絶対に精神衛生上良いなと思います。

会社を変える勇気

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そして、私は2013年にエイベックスに入社し、2016年に退職。その後LINE株式会社に入社し、2021年4月に退職で今に至ります。

2回目の転職は、すでに経験済みだったので、そこまで悩まず決断はしましたが、やはり最初の転職は悩みました。

悩んだ理由としては、以下でした。

①まだ3年しか働いていないのに転職してキャリア形成上問題ないのか?
②お世話になった先輩方に申し訳ない
③今やってる業務の引き継ぎは大丈夫か?

最初なので、当然退職の仕方もわからないし、どのような順番で先輩方にご報告すれば良いのかもわからずでした・・・。

①まだ3年しか働いていないのに転職してキャリア形成上問題ないのか?
これは、今思うと、無駄な悩みだったなと思います。現在31歳で3社目ですが、こんなキャリアな人はいくらでもいますし、IT業界ではわりと普通なキャリアな訳です。

「IT業界は2年働いたらベテラン扱いされる」くらい、人の入れ替えが激しい業界ですし、今は転職してキャリアアップする時代でもあります。もし、このような考えの人は、深く考えずに、転職を決意することをお勧めします。

参考までに、各会社の平均勤続年数を記載しております。やっぱ短いですね・・・!

インターネット業界の企業の平均勤続年数
ヤフー:5.2年
スタートトゥデイ:4.4年
楽天:4.3年
ミクシィ:3.6年
引用元:
https://web-camp.io/magazine/archives/77694

②お世話になった先輩方に申し訳ない
これも、意外と考えすぎだなと思いました。基本、社会人は、辞めていく人にエールを送る生き物だと思います。自分も同僚が辞めるときに、負の感情など全くもっていませんし、新天地での活躍を祈るものです。
勿論、先輩方から教わった事は多いですし、お世話になったことは間違い無いので、「飛ぶ鳥後を濁さず」で羽ばたいてくために、精一杯感謝の気持ちは伝えていただくのが良いです。

ちなみに、退職交渉を円満にする3つのコツは下記とのことです。

1.時間を取って直属の上司に伝える
退職の意思を最初に伝えるのは直属の上司です。事前に上司の予定を確認しておき、1対1で話ができる場所を確保しましょう。出社したら上司に「お話があるのですが、午後○時から30分ほどお時間を頂けませんか?」と、事前に時間を指定します。始業直後に話し掛けると、時間を確保してもらいやすいでしょう。
上司への退職の意思表示は、退職交渉の最初のアクションです。主体的かつ、スピーディに進めましょう。
2.退職理由は個人的な内容にする
退職交渉において、避けては通れないのが退職理由です。実際の退職理由は、家庭の事情や会社への不満、やりたいことができたなどさまざまですが、個人的な理由を述べるのが良いでしょう。
会社への不満を伝えてしまうと、「改善するから残ってほしい」と引き止められる理由になってしまいます。個人的で前向きな退職理由を伝えたほうが、引き止められる可能性が低く、快く送り出してもらえるでしょう。
3.業務の引き継ぎは計画的に行う
退職交渉と同時に、担当業務の引き継ぎも行っていきましょう。退職日直前になって焦らないためにも、退職を決めた段階で引き継ぎのスケジュールを考え、計画的に行動することが大切です。
後任の社員がスムーズに業務に取り掛かれるように、マニュアルを作成するのも良いでしょう。一個人ではなく、部署やチーム全体に向けた引き継ぎを行うと、後々のトラブル防止にも繋がります。自分が携わっていた業務の所要時間や手順、関係する人や気をつけた方が良いポイントなどをまとめておくと良いでしょう。
引用元:https://hataractive.jp/useful/4157/

③今やってる業務の引き継ぎは大丈夫か?
これこそ、かなりの方が悩んでいるのではないでしょうか?
「この仕事自分いなくて大丈夫?」
「今自分がいなくなったら、仕事回らないから辞められない」

こんなことを考えてる人は多いのではないでしょうか。

これは、とある先輩社員が言っていた言葉ですが、

「良い意味で捉えてください。あなたの代わりはいくらでもいます。だから安心して巣立ってください。」

ドライの言葉のように聞こえますが、かなり芯を食ってるなと思いました。

そうなんです。代わりは絶対にいます。1人の社員がいなくなったところで、業務が回らなくなる会社はそう滅多にありません。自分を高く見積りすぎなのです。

と、まぁこのような考えに至り、転職を2回もすることになりました。全然文脈は違いますが、下記の記事にはすごく感動しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
夢諦めてもいいな!って思ってくれましたか?
会社辞めてもいいな!って思ってくれましたか?
(別にこれがやりたい訳では無いですが笑)

多分人それぞれ、考えやビジョンがある中で、一番大事なのは「自分が納得してその決断をしてること」だと思います。

もし、悩んでいるなら、「スパッと切り替える」のも大事な選択だと思います。ぜひ参考にしてみてください。


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