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定石をこなす


現在昼の1時。

まだ昼間だが、非常にやる気が出ているので、noteを書く。

今日起きてからしたことは、

①キンコン西野さんのvoicyを聞く

②オンライン就活セミナーに参加する

なのだが、

なんと偶然、この2つに共通するテーマを見つけたのでそれを書きなぐる。

アドレナリンが出ている。


共通するテーマとはずばり、「定石をこなす大切さ」である。


最近キングコング西野さんのvoicyを聴くことが日課になっているのだが、今朝のテーマは「定石を甘く見るな」であった。


目新しいものが求められる今の時代、あらゆる人が革新的なアイデアを出そうと必死だけれど、その多くはたまたま「現在にない」だけのものである。

つまりそれは、今まで誰も思いついたことがないアイデアではなく、コツコツと定石と言われることを繰り返した結果、周りができないことができるようになる。そしてそれが「革新的」と呼ばれるようになるのだ。

さらに、定石を踏まずして突然行うようなアイデアはその人に似合っておらず、この似合う、似合わないがアプローチするにあたってかなり重要である、とのこと。


さて、ここまでが今朝得た情報。

この後、オンライン就活セミナーに参加するのだが、まるでvoicyが予習であったかのように話がつながったのだ。

これまた最近、こちらのオンラインセミナーによく参加している。


オンラインでの開催は、現在イギリスにいるわたしにとって非常にありがたい、、、!

今日のセミナ―では、人事の方が学生のどのような点を見ているのかについて話してくださった。

そこで、「人事は面接した学生の良さをプレゼンしないといけないから、社内に説明しやすい子がいい」という興味深い話を聞いた。

印象に残るエピソードがあるとあだ名がつけられてさらに皆の記憶に残りやすいそう。

自分がプレゼンされることを見越して大人と話したことはなかった、、、。


人事の方の印象に残っている学生の例で、コンビニバイトの話が出た。

彼は、お客さんがどの時間にどんなおでんの具を買いに来るかの統計をとり、そのタイミングに合わせて具材を入れることで、品切れを防ぐこと、食品ロスの減少に成功したのだ。

これだけ聞くと、すご、と思うかもしれないのだが、キンコン西野さんの話と合わせると、彼は「定石」を行っただけである。

・たとえバイトであろうと、いち社員として店の商品をどう扱うか考えること

・統計というのは、次の行動にとっての有益な情報であること

この2点は何も革新的なアイデアではなく、誰もが知っている定石なのだ。

しかし、その定石を行った人物が、バイト先や面接の場で彼ひとりであったから、まるで斬新なアイデアの持ち主かのように思われた、という流れである。


彼は人事の中でも印象に残り、当然、「おでんくん」というあだ名で親しまれることとなったらしい。


さらに、セミナー後、登壇者の方の一人である吉川佳佑さんが、

「大学在学中4年間、一時間歩きながら本を読んで大学に通っていた」という驚異的なエピソードをお話ししてくれた。

通学代の節約とかそういうものではなく、本を読む時間が欲しくてあえて歩いて通っていたそう。

実は吉川さんの出身大学は私と同じであり、金沢の夏の蒸し暑さと冬の悪天候を嫌というほど理解しているので、これがいかにクレイジーかわかるのだ、、、。


こんなおもしろいエピソードを持っているなんてうらやましい、、、!と単純に思ったのだがしかし、

突然私が歩いて本読み通学を始めればいいという問題ではない。

吉川さんは、純粋に本が好きで、「通学時間を利用して本を読む」という至って定石通りの発想をしている。

しかしこれもまた、定石を人一倍突き詰めた結果の「斬新さ」なのである。


今まで、与えられたことを優秀にこなすことで褒められてきた私にとって、大学生になってからやたらと求められる「目新しさ」「創造性」にずっと頭を悩ませていた。

しかし突然、一見目新しそうなアイデアを思い付いた(気になった)としても、それはおそらく私には似合わない。

これもまた定石ではあるが、結局は地道に目の前にある課題に取り組むことが一番大切で、そこから「斬新さ」が生まれてくるということだ。



今回私が利用したサービスでは、ほぼ毎週様々なテーマで就活セミナーをしています。

1時間弱聴くだけで参加できるので、就活生は皆使うべきだと思います!笑

気になった人はぜひ利用してみてください。



日本の次はヨーロッパでコロナパニックが起こり、私の大学もついに来週からすべてオンライン授業になりました。

強制帰国になった友人も何人かおり、私も昨日から怯えています。

でも、今日の学びでかなり元気になりました。

コロナに打ちのめされず、頑張るぞ!!!


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