住民票閲覧制限のかけかた

こんにちは。本日は住民票閲覧制限の手続きをしたので、そのやり方を記事にさせていただきました。

私は幼少期より母親から虐待を受けており、旦那と交際スタートに伴い実家やらDV元彼やら諸々から逃げたわけなんですが、その後母親が教えてないはずの家の前に立っているというホラー体験をしたので、引越しに伴い住民票を移す際に、同時に住民票閲覧制限(DV等支援措置)をお願いしました。
その一連の流れをまとめておこうと思います。

まず区役所へ行き、閲覧制限の窓口に案内してもらいました。
窓口に行くと、アンケートのようなものが渡されます。
アンケートの質問にマルをつけたり補足を書き込んだりします。その後職員さんが質問して下さるので(例:閲覧制限対象を親とした場合、父親なのか母親なのか等)質問に答えればOKです。
その後、DV等支援措置への申し込み書を書きます。
後述しますが、ここではまだ申し込み書は完成させられないので、そのまま封筒等に入れてもらっておきます。

次に住所変更を済ませた後、住民票をとります。
それを持って、最寄り警察署に行きます。
DV等支援措置を受ける場合、警察などで相談し、確かに住民票閲覧制限をかける必要があると判断してもらう必要があります。
なので申し込み書に「確かに閲覧制限かけないとやばいです」の判子を押して貰うためと、引越しに伴う免許の書き換えのために警察署に行きます。
これで警察署へ行くのは1回で済みます。
先に免許の書き換えをした方が楽だと思います。

ここで、今までの経緯について根掘り葉掘り聞かれます。
私は中学生のころ、よく夜中親から逃げ出して該当の警察署で保護されていたので、その時のフラッシュバックが来たりしました。
ただでさえ辛いことを思い出して話すのは精神的に消耗するので、ここは覚悟が必要なステップです。
結構しっかり話を聞き取られ、余程のことがなければ判子を押してもらえます。

その後閲覧制限の窓口へ戻り、身分証の提出。
今後、同じ身分証を提出しないと住民票は取れなくなります。
ちなみに、DV支援措置の申請書に「支援者」の記入欄がありますので、そこに信頼できる家族の名前と生年月日を書き、本人の身分証を提出すれば、その人も住民票をとれるようになります。
私は夫を連れて行ったので、夫も身分証を提出することにより、彼でも住民票がとれることになりました。
一緒に着いてきてもらえるようであれば、そのようにすると手っ取り早いです。

ちなみに、マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票を発行することは出来るそうですが、マイナポータル(マイナンバーカードのサイト)では、ある程度閲覧制限がかかるようです。
コンビニで住民票等発行できますが、その機能にも一部制限がかかります。(世帯全員の住民票程度なら発行可能です。)

そして住民票閲覧制限の有効期間は1年間です。
私の町の場合、期限が切れる1ヶ月前に封書で通知を送ってくれるそうなので、そのタイミングで更新手続きをすれば、引き続き閲覧制限をかけ続けられるとのことでした。

以上、住民票閲覧制限のかけ方でした。
区役所での手続きがかなり時間がかかるので、丸一日以上かかると見ておいた方が確実です。
警察署での相談には、私は旦那を連れて行きました。
1人で話すよりは、状況を知っている人を連れて行った方が、客観的にヤバさを伝えてくれるので、有利になるような気がしますね。

さてそんなこんなで私は無事住民票閲覧制限をかけることができました。
前の家と現在の家がかなり近いところだったのですが、警察署の方も「本当は遠くに引っ越した方がいいのだけど」と言いつつも、判子はちゃんと押してくれました。
私は今後1年経っても同じ手続きをする予定です。
アレな親族やアレな元配偶者がいる方のお役に立てたら幸いです。

ではまた!

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