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救急隊の肩書を捨てた自分に価値などあるのだろうか。
前回の記事
こんにちは!ライフコーチのひつじ
もとい、亀時間元宿直の夏樹です!
今日の投稿では「嫉妬」について
強く触れていきます。
あなたは誰かに嫉妬する
タイプでしょうか?
私は気を抜くとすぐ嫉妬します。
すーぐ嫉妬する。
まるでノルマでもあるかのように
毎日何かに嫉妬しておりました。
今回お話しするのは
亀時間で出会うゲストさんたちに
抱き続けたドロッとした嫉妬のお話。
誰にも話してこなかった
あまり綺麗でないお話です。
肩書きで守られていた消防士時代
![](https://assets.st-note.com/img/1693575190787-iN4A26r4qd.jpg?width=800)
消防士を辞めて
惚れ込んだゲストハウスで
毎日初対面の誰かと語らう
生活が始まりました。
朝ご飯の時間には必ず
誰かに声をかけて
一緒にご飯を食べます。
夜お酒を飲んでらっしゃる方がいれば
これまた声をかけます。
世界のどこかから
毎日訪れるゲストさんたちと
関わっていると
自分が消防士であったことも
いつしか忘れ、肩書きを気にせず
人と人として裸の付き合いが
できるようになってきました。
心と心を通わせながら
ゲストさんと暮らす日々の
全てが楽しかった。
しかし、そんな日常を繰り返していると
だんだんと自分の心が
変わっていくことがわかりました。
心の奥底から「嫉妬」が
込み上げてきたのです。
裸の己に魅力はあるか?
![](https://assets.st-note.com/img/1693574998131-ojOOLePl3H.jpg?width=800)
「肩書きがなくなった
自分の魅力ってなんだろう?」
ふと思い至った
この疑問がきっかけでした。
元々私は、社会や人と関わる中で
「私は消防士である。」
「私は救急救命士である。」
「私はマッチョである。」(自分で言うな)
「私はライフコーチである。」
とかとか
そんな後ろ盾を
前提に関わっていました。
しかし、亀時間で魅力的だと感じる人は
特に自分の肩書きやキャリアを
自分から語ることはありません。
溢れ出る人柄の良さ
会話の掛け合いの気持ちよさや気遣い、、、、
そのもっと根底にある自分との
向き合い方がとても美しかった。
うーんうまく言語化
できていないかもなあ。
誤解を恐れず言うと
オーラが出ていたんです。
オーラの出どころ
![](https://assets.st-note.com/img/1693574819770-gjLiaN4lcK.jpg?width=800)
何そのオーラ。
どこから出すんだろう?
脇の下とかから分泌するんか?
今まで意識してこなかった
感覚に戸惑いました。
要は彼らは自分のあり方に
ぶれない自信がある様でした。
そして救急隊上がりの私は
その自信の裏側に隠された
鍵になる要素を見つけようとします。
ちょうど患者さんの症状を
引き起こしている原因を
特定するみたいに。
現象に対して、原因を細分化して
特定するのが得意だったもので、
人のあり方に対してもついつい
そんな向き合い方をしておりました。
悪いことじゃないんだけどね。
ただちょっとずれていたかも
しれませんね。
そういうことじゃない
![](https://assets.st-note.com/img/1693574889245-0UeX3ahQIx.jpg?width=800)
彼らの自信の根底に
あるものはなんだろうか?
筋肉かもしれない。
収入かもしれない。
SNSのフォローワー数かもしれない。
知りたかったから
たくさんお話を伺いました。
そして真似できることは
片っ端からマネしてみました。
だけどなんかちょっと違う。
確かにこれらでも自信はつくんだけど
なんか力んでる感じがする、、、?
それに、これらがなくても
オーラが出ているひとは
たくさんいた。
なんで彼らはそんなに
肩の力を抜きながらも
そんなにぶれずに
いられるのだろう。
肩書きに
守られていないのに
そんなに堂々と
構えていられるのは
なぜだろう。
手詰まりと嫉妬
![](https://assets.st-note.com/img/1693574915327-dcphYETbua.jpg?width=800)
彼らのような
リラックスした自信を
つけるために
思いつくあらゆる手段を
出し尽くした頃
気づけば毎日
嫉妬するように
なっていました。
なんで私はこんなに
苦悩しているのに
この人たちはこんなに綺麗な
在り方でいられるのだろう。
それまで通り、ゲストさんとの
交流は楽しいのに
同時に自分の中で巻き起こる
彼らとの対比が苦しい。
肩書きに頼るのをやめて
背伸びをすることをやめてから
自分の人間としての未熟さが際立つ。
なんで私は彼らのようになれないのか。
ありのままの自分の本性
![](https://assets.st-note.com/img/1693574940163-qrtEcUBK62.jpg?width=800)
肩書きを取ったら魅力が
なくなってしまう自分。
素敵なゲストさんたちに
嫉妬し続けている自分。
ありのままの自分は
あまり好きな自分では
ありませんでした。
消防学校で教官に怒られまくっていた頃よりも
裸の自分に”負の矢印”を向けていた
去年の方がよっぽどしんどかった。
しかし、去年の秋頃。
いつの間にか転機を
迎えることになります。
大きな変化はいつの間にか
起こっているものです。
また次回。
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