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『新卒で入った会社を1日で辞めた男』の記事を読んで

こんにちは。
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GW明け、5月に入って5月病になり、仕事に行きたくないと思われる方も多いと思います。

今日は、ニュース記事で『新卒で入った会社を1日で辞めた男』の人の記事が気になったのでそれについて書きます。

この方は入社1日で配属先が気に入らないという理由で退職されたとのことです。

自分の希望が全く考慮されていない配属先になっていて、不信感が頂点に達して辞めた。

新卒で入った会社を1日で辞めた男性を直撃「配属ガチャに不信感」「自分の希望は全く考慮されていない」 “退職代行サービス”の利用も急増  <ABEMA TIMES>より

私の意見としては、自分のやりたい仕事があり、それが出来ないということであるならば、辞める理由に十分なると思います。

例えば、電気の仕事をしたくて大学で学んだのに機械の仕事をする配属先になったら、人生設計が変わってしまうので辞めるのに十分な理由です。

それと同時にすべての人の希望が叶うことはないと思いますし、キャリアというのは当初の予定から外れていき、またそれが後から見てプラスになったということが往々にしてあります。

どちらが正解ということはないでしょう。
彼は自分が取った選択肢が正解になるように行動するだけですし、恐らく後から、あの時辞めておいてよかったというでしょう。

しかし、辞めなかった場合の答え合わせは誰にでも出来ません。ひょっとして配属先の仕事が天職で画期的なものを開発し世界を席巻していたかもしれません。「もし」の先の未来は誰にもわかりようがないのです。

この話で重大なのは、不信感が頂点に達して辞めたの部分です。この方には会社や人事に対する不信感があるのです。明らかにコミュニケーション不足でしょう。

私は世の中の問題の多くがコミュニケーションの欠如にあると思います。

この方の場合、会社側が配属先が希望と違うことを伝えた際に、何年後かに希望の配属先にするだとか、配属先と違ってもこうしたキャリアが積めるだとかを丁寧に説明し納得させる必要があったと思います。

大企業だとしたら、何百人もいる一人一人にそんなことしていられないと思われるかもしれません。

しかし、その場合でも全体に対して事前に、配属先は希望通りにいかない場合もあること、その場合でもそれなりのキャリアが積めること、もし不満があったら相談してほしいことなどは伝えられたと思います。

会社や人事側に従業員は何も言わずに会社に従って当然という意識があったのではないでしょうか。

長くなったので明日に続きます。

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