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素敵な神社と写真集『マリイ』展のお話

前々回の投稿で、すごく気持ちの良かった神社の話と松岡一哲さんの展示の話書きますねって言いながら、ちょっと脱線して書いていませんでした。
遅れましたが、書きまーす!

1.ゴールデンウィークに訪れた素敵な神社のお話

静岡や山梨は富士山を囲むように神社が点在しています。
その中のとある神社の写真を見た時に
「これはどうも気になる!」という感じの神社がありました。

よくグルメサイトなどは写真と実際の店が全然違うことってありますが
神社に関しては写真ってけっこう雄弁にその場所の雰囲気を伝えてくるなーと思うのです。
そこで感じた「気持ちよさそう」という感覚に従って、向かうのみです。

さて、その気持ちよかった神社の名前ですが
『北口本宮富士浅間神社』と言います。
ここが山の中というよりは普通に市街地にあるんですけど、鳥居をくぐって一歩参道に足を踏み入れた瞬間に
(むはー、むはー!←深呼吸)という感じなのです。
とにかく、空気が綺麗。

もちろん建物も壮麗で素晴らしいのですが、この手水舎がなんとも良かったです。

これ、伝わりますか?
とても大きいのですよ。多分大きな石をくり抜いているんですね。
これでもか!という大きさなんです。「お風呂?」みたいな。
そこに富士山の湧水でしょうか、これでもか!という感じでふんだんに水が流れているわけです。

わたしの好きな神社の特徴として
「水が綺麗に流れている」というのがあります。
熊本地震で大変な被害を蒙った阿蘇神社も手水がこれでもか!と流れていましたっけ。

話が逸れましたが、『北口本宮富士浅間神社』おススメです。
境内の中に諏訪神社の分社もあったのですが、こちらの拝殿も風がファサーっと抜けて、それはそれは素晴らしい場所でした。あまりに気持ち良くて長居していたら、氏子さんたちがお祭りの準備に追われている中、
「明日お祭りだから来てね!」と気さくに話しかけてくれたのも好印象でした。

ちなみにパワースポット的な案内では

・富士山の陰の気を受け止めている場所
・心の迷いが消える。
・行くべき道が見えるようになる。

などと書かれていましたよ。
あまりパワースポットだなんだというのが好きではないのですが、
とても気持ちの良い場所なので、気になる人は行ってみて下さいね!

2.『マリイ』展で松岡一哲さんとマリイさんに会った話

会社帰りに、銀座の「森岡書店」でやっていた展示に(ふと)向かいました。
その日は水曜日で、配信ホヤホヤの服部みれいさんの「声のメルマガ」を聞きながらバスに乗りました。
声のメルマガでは、ちょうど『マリイ』の話をしていたんです。
そして、森岡書店に辿り着くと、そこに松岡一哲さんとマリイさんがいらっしゃって、お知り合いの方と談笑していました。

しかも、どうやら店内でお客はわたし一人。
あまり話しかけても悪いかなと思っていたのですが、つい一哲さんに声を掛けてしまいました。
「いい写真ですね」と。
「ありがとうございます」とにっこりして下さった一哲さんを見て
こんなことを書いたらアレだけど、初めてあった気がしないと思いました。
(ナンパじゃないよ)
服部みれいさんが「一哲くんに写真を撮られるのは、夫に撮られるのに似ている」
と仰っていた意味が、その時ちょっと分かったのです。
この人の前だったら、人は思わず自然体になってしまうのじゃないかと。

その後は、写真集製作の話を聞かせて頂き、その場で購入してサインも頂きました。
書店の方が
「松岡さんとお知り合いですか?」とわたしに聞いたのですが、それくらい自然体だったんでしょうね。なんだか嬉しくなりました。

書店の外ではマリイさんが知人の方と一緒にいました。
お礼を言って失礼しようとすると
「冷えとりやってますか?」から始まって、ちょっとお話して、あるモノを頂きました。
(あまり書かない方がいいだろうなと思って何をもらったのかは伏せますが)
本当にうれしかったです。
マリイさん!なんともサッパリした方だなぁと!

なにかお礼がしたいなと思ったときに、自分の身に着けているものをあげちゃうような(今回は違いますよ、比喩ですよ)
なんていうか、江戸っ子っぽい感じ。身軽な気持ちよさを感じました。

人にモノをパッとあげたりできることって良いなって思うんです。

想像ですけど、マリイさんも人からパッとプレゼントされたりしているんじゃないかなって。
それが循環しているというか、さっきの神社の水の話にも通じるんですが
「流れている、淀んでいない」ことの美しさを感じました。

そして、わたしは迷っていた『マリイ』の取り扱いを決めました。
わたしが余暇を利用してやっている「ひつじ☆ブックス」は月1回出店するかどうかの小さい移動本屋さんです。
大きな写真集は重いし、仕入れのお値段もそこそこでございます。

今回、「ふと」会社帰りに銀座に向かったこと、森岡書店で偶然松岡一哲さんとマリイさんとお話することができたこと、
何もかもが、わたしに「マリイ、取扱っちゃいなよー」と応援してくれているようでした。

「ふと」の感覚を大切に生きていると想像を超える感動があったり、決断の後押しをしてもらったりしますね。

そうそう、最後に宣伝ですが、次回出店は
6/23(土)小田原ブックマーケットになります。
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愚直に本を売っていく。
わたしの「おうし座天王星時代」はどうもそんな気がしています。
お近くの方、ぜひお立ち寄りくださいね。

最後まで読んでくれて、ありがとう!
では、また!

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