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家電メーカーに新卒で入ったらソムリエを目指すことになった話

初めまして。
シャープに入社して1年目のニシムラと申します。

普段は、シャープのECサイト『ココロストア』で販売する商品の買い付けを行うバイヤー業務や、メルマガ配信業務などに携わっています
 
プライベートでは、買い物好きのお酒好き。
実家住まいのため、お給料はほとんど買い物で使い果たしてしまいます…。特に「ちょっといいお酒」を探すのが楽しみ。
初任給をいただいたときは、3万円のウイスキー『山崎』を手に入れました。どや。
 
そんな私が、このたび、まさかの「受験生」になりまして…。
お酒好きを買われてか、社命を受け、来年9月に実施されるワインソムリエの試験を受けることになったのです。
 
まだ、これから何を勉強していくかもよくわからずにオタオタしていますが、自分自身の成長記録のために。
そして、あわよくば皆さんにも応援していただきたいと考え、noteにゴールまでの道のりを綴っていくことにしました。
 
冬においしいホットワインのように、温かく見守っていただければ幸いです。
  


◆ニシムラ、ワインソムリエを目指す

それは上司の一言で始まった

 
ある日、パソコンとにらめっこしている私のところに上司がやって来て、こう言ったのです。
 
「ニシムラさん、ワインソムリエになってみない?」
 
…キターーーー!!
という感じでしょうか。
寝耳に水、というほどの驚きはありませんでした。
以前から伏線はあったので。
 
私が関わっているシャープのECサイトでは、ワインなどのお酒も販売しています。

お酒好きの方は、是非のぞいてみてください!

※20歳未満の方への、酒類の販売はしておりません。



「お客様への提案力を高めるためにも、社内でワインソムリエを育てたいよね」
 
そんな話になっていることはうっすら知っていました。
 
私は新入社員で、いわば「これからどうにでもなれる存在」。
さらに、“ステイホーム”の影響で外食機会は減りましたが、宴会の席で私がお酒好きなことは知れ渡っていました。
本当にワインソムリエを育てようとなれば、自分に白羽の矢が立ってもおかしくない、そう思っていました。
 
もちろん、キター!となって不安を覚えなかったわけではありません。
でも、「これはすごくラッキーなことかもしれない」「チャレンジしてみたい」という気持ちのほうが勝っていました。
 
これまで私は単純にお酒が好きだっただけで、専門知識はゼロに近い状態です。
しかも、持っている資格といえば運転免許と漢検、英検ぐらい。
就活はそれで焦ったっけ…。
 
そんな私が、会社のオカネで自分の好きなことを勉強させてもらえて、お客様の役に立てるなんて。
あらためて書くと有難みが増してきました。


ありがとう上司!ありがとうシャープ!


 
焦りまくってキリキリしてた、去年の自分に言ってやりたい。
 
「迷わず進め。そこに酒がある」
 


そもそも、なぜシャープがワイン?


 
話を戻すと、どうしてシャープがワインまで売っているの?と疑問に感じておられる方も多いことでしょう。
ECサイトでは家電はもちろん、本当にいろんなものを扱っています。


小籠包まで!

台湾の小籠包まで。ジュワ〜!
アツアツの小籠包とキンキンに冷えた台湾ビールのセットで楽しんでいます。


 
 
少々堅いお話になりますが、シャープはご存知の通り、生活必需品である「家電」を通して、皆様のより豊かな暮らしをお手伝いしているメーカーです。
 
でも、家電だけではカバーしきれない「不便さ」や「物足りなさ」って、どうしてもあるんですよね。
そこを解消するべく、ECサイトでは、より幅広い商品を販売することで暮らしのお役に立ちたいと考えています。
 
たとえば、『ココロストア』と並ぶシャープのECサイト『ヘルシオデリ』では、カット済みの食材や調味料をセットにしたミールキットも販売しています。
ヘルシオに入れるだけで簡単に調理できるので、そのぶんゆったりと食事を楽しめます。
そこにおいしいお酒があれば、もっと食のシーンが豊かになるよね!と考えた結果、ワインをはじめとするお酒も扱うようになったのでした(先輩談。私はそのころ、まだ入社していなかったので)。
 
今後はお酒のページをはじめ、ECサイト全体がさらに進化していく予定です。
ソムリエを目指す私の責任も重大なわけです…。
 
そこで自分を鼓舞するべく、まず「合格したらやりたいこと」を思い描くことにしました。
ここでも公表しておきたいと思います。
 
それでは聞いてください、ニシムラの夢。
 

◆宣言! 1年後、私がワインソムリエになったら


ニシムラ厳選のワインセットを売りたい


私は、2023年の9月に実施されるソムリエ試験に挑戦予定です。
そう、クリスマスに間に合うんです…!
 
あくまでも夢なのですが、試験に合格してワインソムリエを名乗れるようになったら、ニシムラセレクトのクリスマス用ワインセットを『ヘルシオデリ』で販売してみたい。
もしそれが実現すれば、資格勉強で得た知識をフル活用して、それぞれのワインの魅力を余すところなくご紹介してみせます。

【3歳のクリスマス】お酒に憧れて、かっこいいグラスでジュースを飲んでいました



 1年後、このページにニシムラセレクトがあるかどうかは乞うご期待…!


マイ・ベスト・ワインで母と乾杯したい 


これから1年間、資格取得の勉強をする中で、さまざまなワインを知ることになり、実際に味わってみる機会も増えるはずです。
その中で「これだ!」と思える、自分の口に最も合う1本を絞り込みたいと思っています。
 
そして合格したあかつきには、そのワインを開け、母に講釈を垂れながら一緒に乾杯したい。
 
なぜ母なのか?また次の機会に詳しくお話ししたいと思いますが、私のこの「飲んべえ体質」は、確実に母の血だからです…。
 
 
こうして明言してみると、本当にヤル気が出てきますね。
鼻先にニンジン作戦です。
 
さらに、今の自分に足りないものも洗い出してみることにしました。
敵を知ることと同じくらい、己を知ることも大事です。
 

 
◆現状の自分を直視することからスタート

 
問題はテイスティングと赤ワイン


 
ぶっちゃけニシムラ、学生時代のテストでは見事にギリギリまで勉強しないタイプでした。
でも、興味があることはひたすら調べて覚えようとする一面もあります。
 
たとえば私は、買い物とお酒以外に「絵を描くこと」も大好き。

おいしいものが大好きなので、お気に入りの食べ物に出会うとイラストで記録しています
大学生時代のバイト先で描いたリザーブカード。あっここにも食べ物が…


幼稚園のころから高校時代まで、ずっと自己流で描いていました。
上手くなりたくてイラスト教本を買ったり、美術史を調べたりしていました。

大学時代は絵から遠ざかっていたのですが、社会人になってまた筆をとるようになり、今も休日は美術館やギャラリーなどによく足を運んでいます。


そういった一面を発動すれば、ワインの歴史やブランドの知識は案外するすると頭に入るのではないかと思っています。
 
しかし如何せん、舌に自信がない。
 
もともと一定以上をクリアしていれば、何でも美味しいと感じてしまう味覚の持ち主です。
でも、ワインソムリエを目指すなら当然、アレがあるよね…
 
そう、テイスティング。
 
試験内容を見てみると、三次試験にしっかり「テイスティングを伴う筆記」がありました。
1年でどこまで鍛えられるのか、私の舌よ…。
 
そしてもう1つ、私は大きな問題を抱えています。
それは…
 


じつは赤ワインが苦手。
 


あの、皮の渋み?が口の中でキュッキュと残る感じがどうも好きになれず、これまでほとんど飲んできませんでした。
もう、「キュッキュ」なんて言ってる時点で終わってますね。
いや、わかってはいるんです。
赤ワインを攻略してこそ通であると…。
『ヘルシオデリ』でも赤ワインを扱うことが多いので、ここは立ち向かわねば…。
 
ぶっちゃけこんな状態で本当に恥ずかしいのですが、恥ずかしついでに、「今の私の舌」で感じとれるワインの味わいを書き残しておくことにしました。
後から振り返って自分の成長を感じられるように、です。
 
コメントを書くため、にわかに社内で試飲会を開催しました。
 
 


実際にワインを試飲してコメントしてみた


試飲したワインは、『ヘルシオデリ』で販売していたこちらになります。
 
ソムリエが選ぶブルゴーニュワイン(赤・ペアグラス付き)

 有難いことに現在は完売となってしまいました。

 銘柄は『メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ ピノノワール』。あえて「苦手な赤」に挑戦したニシムラを褒めてください。
 

どーん。 
クリスマス用としてセットになっていた、素敵なペアグラスも使うことにしました。
先輩が見守ってくださる中、うやうやしく
開栓の儀を… 

 開栓の儀を…

  儀を…っ  


いきなり ほじくる という暴挙に出てしまいました本当にすみません。
会社にあったワインオープナーの形が、ふだん使用しているものと違い、ナイフが付いていなかったのです。
フィルムをガリガリして開けました。
 
あるあるだよね!(開き直り)

無事コルクに到達。
しかし、ぎこちない。

これを「台無し」と言います。
 さすがにこの後、フィルムは剥がしました。 



ラベルが上でいいんだよね…?(ぐらいの知識) 



色調と濃淡を見る(フリ)。 



スワリングしてみる(フリ)。

ワイングラスを持ってワインをくるくる回すことを「スワリング」というそうです。
覚えたばかりの言葉を使ってみました。


 
ここまでが長かった…。
 
そして、やっと味わってみた感想がこちらになります。
 
それでは笑ってください、ニシムラの舌。

<ニシムラコメント>
・一口目、口に含んで感じたのは甘み
・その後にフルーティーな味わい
・飲み込んだあと、口の中にタンニンの渋みが全然残らない
・ごくごく飲めるほど軽やかな口当たり
・「赤ワインの重さ」をしっかり感じたい人には不向き?

本当にすみません。
こんな私ですみません。
皆様におかれましては、「伸び代しかない」と感じていただけたことかと存じます。

ついでに暴露しますと、私は普段『ヘルシオデリ』ではなく『ココロストア』のほうに関わっているため、このワインの価格を知りませんでした。
試飲してから「いくらだと思う?」と先輩に聞かれて「7,000円ぐらい…?」と答えたのですが、実際は5,480円。
うっ、大ハズレ…。
(しかも、グラス2個が付いてのセット価格なのです。おトクが過ぎやしないかい!?)

思い返せば、私が今までに飲んだ赤ワインの中でいちばん高かったものは1万円ぐらい。
家で飲むワインは1,000円ぐらい…。
ワインの味で価格帯を推し量るには、圧倒的に飲む経験が足りなさすぎですね。

ちなみに今回試飲したワインですが、サイトに記載していたご紹介の文章はこんな感じです。
 

“正統派ブルゴーニュのお手本”と言われるエレガントな赤ワイン。
全て手摘みで収穫された葡萄を使用。
フレッシュな果実味、エレガントな酸味、柔らかなタンニンが見事に調和した1本。
樽とステンレスタンクで熟成させており、複雑さも感じられます。


1年後には私も、これぐらいのコメントをさらっと書けるようになっていたいものです。
どうか応援してください。
伸び代しかありませんのでっ!


今回ご紹介のワインは既に品切れてしまいましたが、その他のお酒も取り扱っています。
味についての表現をみなさんもサイトでご確認ください…!



◆未来の活躍ステージ『ヘルシオデリ』はこちら

 

私のグダグダコメントをお読みになって、「逆に興味がわいたわw」と思われたら本望です。

それでは、ニシムラのオススメ商品を勝手に紹介します。

★たまには贅沢したいあなたへ
<すべて金賞!ボルドー赤ワイン6本セット>

6本セットが8,580円(税込)!しかも送料無料!
飲み比べにぴったりのセットです。


ここに1年後、ニシムラは登場できるのか…!
今後も、ワインソムリエを目指す道のりを包み隠さず綴っていく所存です。次回も見てやってくださいね。
 
それではまた!
 

ありがたくワインは全て飲み切りました。テイスティングとは・・・?



その他のお酒はこちらから
※20歳未満の方への、酒類の販売はしておりません。


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・「目指せ合格!ワインソムリエへの道」に関する記事はこちら


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